刑事コロンボ「逆転の構図」感想。ベスト20で10位

旧シリーズ27作目で、ちょうど真ん中あたりにつくられたエピソード。一番のピークの頃の作品だけあって、非常によくできている。

犯人は著名な写真家。妻を殺害し、利用した元服役囚も殺して犯人に仕立ててしまう。
コロンボは矛盾点を次々に見つけ出す。
最後は、トラップに引っかかった犯人が、自らの犯行を間接的に認めるといオチ。

最後に知らず知らずに犯人が自分の犯行を認めてしまうパターンは多いが、この作品ほどストレートなものは少ない。一度しか使えない禁じ手と言えるかな。

上流階級の傲慢な犯人、ほころびから犯人を追い込むコロンボの謎解き、あっと言わせるクライマックスと、典型的な黄金パターンに沿って、これぞ「刑事コロンボ」といった作品。

加えて、このエピソードは、おもしろコロンボの特典映像が、2つも入っている点でもポイントが高い。ひとつはシスターに浮浪者に間違えられるシーン、もうひとつは運転免許の試験官をプジョーに乗せるシーン。

以前、初めてコロンボを見るならということで、「野望の果て」をすすめたが、もう一つ挙げればこの「逆転の構図」かな。

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