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外国語

鳥飼玖美子著「通訳者たちの見た戦後史」の感想。

同時通訳として活躍し、その後英語教育者に転身してからもテレビなどでお馴染みの著者。自身の体験を交えて、通訳者から見た戦後史を語っている。英語との出会いとその後の修業時代の苦労話。若い頃から怖いもの知らずの行動力で第一線の通訳の場に出る。教育...

高木彬光著「神曲地獄変」の感想。

昭和54年初版発行。連合赤軍事件を扱ったドキュメンタリー小説。昭和47年9月から昭和48年4月までの雑誌連載で発表された作品。昭和の時代に世間を騒がせた連合赤軍連続リンチ殺人事件。その後、浅間山荘の立てこもり事件により、連日のテレビ中継で注...

レジナルド・ヒル著「骨と沈黙」の感想。(ネタバレ)

ダルジール警視を主人公とする警察ミステリーシリーズの第11作。シリーズの中でも特に有名な作品。ダルジール警視の独特なキャラで楽しませてくれる。探偵役なのに切れる頭脳があるわけではなく、猪突猛進型の捜査を行う。あくの強い性格が武器で、横柄な態...
映画

映画「殺人狂時代」(1967)の感想。岡本喜八監督、仲代達矢主演。

1967年公開のコメディ映画。原作は都筑道夫「飢えた遺産」。岡本喜八監督、仲代達矢主演。大日本人口調節審議会という得体の知れない団体が殺人を行っていく。大学講師がその陰謀に巻き込まれ、団体との対決することになる。元ナチスの将校や謎の女なども...
映画

映画「ナイル殺人事件」(2022)の感想。ケネス・ブラナー主演、監督。

「オリエント急行殺人事件」に続くケネス・ブラナーが演じるポアロの第二弾。前作同様に派手なハリウッド風の作品になっている。セットが豪華で映像もきれい。豪華客船のきらびやかな装飾は異国情緒タップリ。ピラミッドやナイル川に沿ったエジプトの美しい風...
映画

映画「イノセント」(1976)の感想。ルキノ・ヴィスコンティ監督。

1976年公開のイタリア・フランス合作映画。ルキノ・ヴィスコンティ監督。恋愛感情が冷えつつある貴族の夫婦の物語。夫は無神論者で自由を常に求める。浮気相手へのおのろけ話を妻にするくらいに筋金入りだ。それでも体面を保つくらいの優しさを妻に示す。...

エラリー・クイーン著「エジプト十字架の謎」の感想。(ネタバレ)

クイーンの国名シリーズの中でも屈指の一冊。だいぶ前に読んでいるが、かなり時間をおいての再読になる。やはり面白い。十字架にはりつけにされた首のない遺体から始まる連続殺人事件。なんとも不気味でホラー作品のような雰囲気につつまれた序盤選だ。その後...
外国語

最所フミ著「英語の習得法」の感想。

初版は1981年で、その復刻版になる。著者の「英語類義語活用辞典」、「日英語表現辞典」は英語学習者にとって本当にありがたい本だ。こういう本が欲しかったという気持ちにこたえてくれている。その著者が英語学習についてまとめたのが本書になる。レベル...
食べ物

吉野家「とんこつ醤油牛鍋膳」の感想。肉2倍盛にしてみた。

寒い時季恒例の吉野家の牛すき鍋膳に今年から新味が加わった。広島発ラーメンブランド「ばり馬」とコラボした「とんこつ醤油牛鍋膳」が2025年10月17日から販売されている。「とんこつ鶏ガラ醤油 ばり馬」の看板商品の「最強トロ炊きとんこつ鶏ガラ醤...
映画

韓国映画「甘い人生」(2005)の感想。イ・ビョンホン主演。

イ・ビョンホン主演の韓国ノワール映画。裏社会のボスのもとで実績をあげる敏腕のホテルのマネージャーのソヌ。ボスの留守中に若い愛人の監視を命じられる。愛人の男との密会の現場をおさえるが、ソヌは情けをかけてしまう。それを知ったボスは、それをソヌの...
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