刑事コロンボ「第三の終章」感想。ベスト20でランク外だが傑作。

ミステリータッチのエピソード。構成が複雑なので、わかりにくさではシリーズ最右翼かもしれない。謎解きものとして傑作だと思うが、これだけわかりにくいと人気はでない。

コロンボが犯人に「おわかりになったようで」と言って終わるが、1度見ただけでは、なかなかすっきりしないと思う。

犯人は出版社社長。ライバル社に移籍しようとしているおかかえの人気作家を、共犯の爆弾マニアを使い殺害する。前半は犯人のアリバイ工作が思惑通りに進行する。爆弾マニアが、自分に罪をきせようとしていると見せかける。
だが、コロンボは、カギをつかったトリックを仕込んで犯人に墓穴を掘らせる。最後の謎解きは見事。

このエピソードは雰囲気が「構想の死角」に似ている。犯人役も同じジャック・キャシディが演じている。映像が全体的に暗く、殺しではゾクッとさせるようなカットが多い。序盤には、珍しい同時進行の分割画面が使われている。

NHKでの初回放送のとき、三菱重工爆破事件が発生し、放送日が変更になった。代わりに「愛情の計算」が放送された。

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