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映画

仏映画「オルフェ」(1950)の感想。ジャン・コクトー監督。

1950年公開のフランス映画。ジャン・コクトー監督。ギリシャ神話のオルフェウス伝説をもとにしている。 人間の業を題材にしている作品。主人公は、鏡を通して死の世界と行き来するようになり、彼の姿に人の持つ業が投影される。 死に神に導かれた死の世...
テレビ

新・刑事コロンボ「華麗なる罠」の感想。「策謀の結末」、「カリブ海殺人事件」。

ノベライズ版の「謀殺のカルテ」として出たときに読んだことがある。その後、改題されて「カリブ海殺人事件」となり、新シリーズで「華麗なる罠」として映像化された。 単行本で読んだときは、なかなか面白かったように記憶している。コロンボがジャマイカま...
映画

映画「白昼堂々」(1968)の感想。野村芳太郎監督、渥美清主演の喜劇。

1968年公開の万引き集団を主人公とした喜劇。野村芳太郎監督、渥美清主演なのでU-NEXTで観てみた。 九州の炭鉱の集落ぐるみの犯罪集団。生活のために都会に出てはスリや万引きを繰り返している。そのグループのリーダーが渥美清。伝説の元スリで今...

渡部昇一著「知的余生の方法」の感想。

「知的生活の方法」と「続知的生活の方法」はだいぶ前に読んだ。大学教授のような頭を使う職業の人は、こういった生活を送っているのだなと思ったものだ。そういった知的生活の提唱者である著者が、シニア向けの余生の過ごし方を伝授した本。 前著は一般向け...
映画

映画「オッペンハイマー」(2023)の感想。クリストファー・ノーラン監督作品。

「原爆の父」と言われた理論物理学者オッペンハイマーの伝記映画。クリストファー・ノーラン監督作品。 構成は少し複雑。オッペンハイマーが原爆開発に携わるまでの前歴、ロスアラモスでの原爆開発、冷戦下での水爆開発に関する駆け引き、スパイ容疑での査問...
映画

映画「インセプション」(2010)の感想。レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙出演。

クリストファー・ノーラン脚本・監督、レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙出演。ミステリー、サスペンス、SF、アクションがすべて詰まっている作品。 夢の中の夢という禁じ手のような構成を使って、4層の夢の世界を往来する息詰まる攻防戦。まさにSFの世...
映画

映画「ある閉ざされた雪の山荘で」(2024)の感想。東野圭吾原作。

東野圭吾原作のミステリー。 人里離れた山荘に集められた劇団員男女6人。新作舞台の主演を決めるために、姿を見せない演出家からのオーディションとして4日間の合宿を課せられる。すると一人ずつ姿を消し、殺人が行われたかの痕跡が発見される。 「そして...

鈴置高史著「韓国消滅」の感想。

尹政権の発足以後、日本のマスコミでの韓国批判は減ったし、それにともなって韓国の問題点を指摘する報道も減った。この本はかなり手厳しい論調ではあるが、今の韓国が抱える問題がコンパクトにまとめられている。 外交で方向が定まらないのは、いわゆる事大...
映画

韓国映画「王の運命 -歴史を変えた八日間-」(2015)の感想。米びつ事件。ソン・ガンホ主演。

2015年公開の韓国映画。主演はソン・ガンホ。 朝鮮第21代国王の息子で悲劇の世子として有名な思悼の物語。朝鮮王朝のことなので、当然政治闘争の背景があったと思われるが、ここでは政争よりも父子の関係が主軸となって描かれている。 世子がクーデタ...
映画

映画「許されざる者」(1992)の感想。クリント・イーストウッド監督・主演。

1992年公開の西部劇。クリント・イーストウッド主演・監督。 とにかく主役のクリント・イーストウッドが格好いいというか、格好いい描き方をしている。改心したとは言っても元は極悪非道の殺し屋。子供のために賞金稼ぎに復帰する。相対するは横暴な保安...
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