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高木彬光著「神秘の扉」の感想。

著者にしてはちょっと異色の作品。神奈川県の海沿いに建つ瀟洒な洋館で富豪の一族が次々に失踪する。古文書の整理のために雇われた秘書軍司は、館内での様々な人間模様を目撃しており、疑惑を抱くようになる。そんな折、失踪した主人の兄がブラジルから戻り、...
映画

映画「刺青」(1966)の感想。若尾文子主演、増村保造監督。

谷崎潤一郎原作、若尾文子主演、増村保造監督。脚本は、谷崎潤一郎の「刺青」だけでなく「お艶殺し」とあわせたようなストーリーになっている。質屋の娘お艶は相思相愛の番頭と駆け落ちするが、悪い奴らの手にかかり、入れ墨を彫られたうえに女郎屋に売られて...
外国語

内田諭著「英単語「1万語」習得法」の感想。

1万語レベルの英単語を身につけるための戦略的習得法。ボキャブラリのレベルはいくつかの壁があると言われているが、1万語は英検1級くらいになる。これくらい覚えてくると、初級の段階のように力づくで覚えるのは効率がよくない。それなりのバックグラウン...
映画

映画「霧と影」(1961)の感想。水上勉原作、丹波哲郎主演。

水上勉原作のミステリー。丹波哲郎主演。ある地方新聞に小学校教員の水死体が発見されたという記事が載った。この事件に不審を抱いた記者小宮は、能登半島まで足を運び調査を始める。すると、不審な人物が出没していることがわかり、ますます謎が深まっていく...
映画

映画「エアポート’80」(1979)の感想。

エアポートシリーズの第4弾で最終作。何と言ってもこの映画の主役はコンコルドだ。その雄姿をたっぷりと見ることができる。まさに夢の旅客機で、マッハ2でワシントンからパリへ3時間50分で飛んでしまう。確か、1976年のモントリオールオリンピックで...
映画

映画「崖」(1955)の感想。フェリーニ監督作品。

詐欺をはたらく男の悲しい物語。「道」、「カビリアの夜」とともにフェデリコ・フェリーニ監督の三部作として知られる作品。神父になりすまして、貧しい人々から金を巻きあげるという悪行を繰り返す主人公。詐欺の手段に神を使うという卑劣な行為ができるのは...
映画

映画「わが名はキケロ ナチス最悪のスパイ」(2019)の感想。

珍しいトルコ映画。実在のスパイ、キケロの人生を描いたサスペンス作品。舞台は第二次世界大戦中のトルコ。キケロはドイツのスパイとなり、英国大使館に執事となって潜入する。そこでドイツ大使館で働く女性と知り合いになる。実は彼女もスパイ活動をしていた...

筒井康隆著「筒井康隆自伝」の感想。

SF界の巨匠の自伝。幼少期から最近までの出来事が時系列で網羅されている。とくに子供時代の出来事は詳しく、記憶力のよさには驚くばかりだ。知能指数のエピソードがたびたび出てくるが、さすがに優秀な人は老年になったもこうなんだと改めて感心してしまう...
映画

映画「パワー・ゲーム」(2013)の感想。

IT業界を舞台にした陰謀のサスペンス映画。IT業界の二大巨頭はかっては師弟関係にあったが、今は袂を分かち対立する立場になっていた。その一方から産業スパイとして雇われた若手社員は、身分を隠して相手側に潜入する。トップの信頼を獲得したかに見えた...

李虎男著「中国は覇権を握るのか」の感想。

著者は中国人の研究者。主に日本で活動をしていて、朝鮮半島が専門のようだ。本書は今の中国を解説したかなりの力作だ。世界に冠たる大中華帝国は、歴史上常に君臨し続けてきた。ここ150年ほどを除いては。その中国が、かつての地位を取り戻すべく、様々な...
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