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映画「からっ風野郎」(1960)の感想。三島由紀夫主演。

1960年公開の大映ヤクザ映画。三島由紀夫が主演、若尾文子が相手役。監督は増村保造。俳優三島由紀夫の初主演作になる。大映の看板女優である若尾文子との共演であり、当時35才の三島が作家としてどれほどの扱われ方をしていたかがわかる。すでの若き文...
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韓国映画「破墓」の感想。チェ・ミンシク、ユ・ヘジン出演。

韓国で2024年に大ヒットしたサスペンス・スリラー。チェ・ミンシク、ユ・ヘジン出演。韓国ならではのシャーマニズムをもとにしたサスペンスホラーだ。ホラーっぽさが大部分をしめるが、シャーマニズムや陰陽五行説とか韓国に根付いた文化がもとになってい...
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映画「陪審員2号」(2024)の感想。クリント・イーストウッド監督。

クリント・イーストウッド監督による法廷スリラー映画。主人公の青年があり得ないような偶然により窮地に陥る。ヒッチコックならここから手に汗握るシーンの連続で、最後は脱出に成功して一件落着というサスペンスになるところだ。ところがイーストウッド監督...
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映画「寒い国から帰ったスパイ」(1965)の感想。ジョン・ル・カレ原作。

ジョン・ル・カレの1963年の小説「寒い国から帰ってきたスパイ」が原作。原作はスパイ小説の金字塔と言われているが、この映画も素晴らしい出来だ。原作のよさをそのまま映像化しているようで、ジョン・ル・カレの世界が再現されていて見応えたっぷり。冷...
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映画「インフェルノ」(2016)の感想。トム・ハンクス主演。

ダン・ブラウン原作、「ダ・ヴィンチ・コード」及び「天使と悪魔」の続編。トム・ハンクス主演。トム・ハンクス演じるラングドン教授が記憶を失った状態で病院で目を覚ます。自身が人類滅亡させるようなウィルスに関与して、何者かに命を狙われていることがわ...
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映画「ブルークリスマス」(1978)の感想。岡本喜八監督作品。

倉本聰脚本、岡本喜八監督によるSF映画。前半と後半ではかなりテイストが異なる。前半はウルトラセブンばりの宇宙からの侵略者を想像させ、なかなか見応えがある。ジャーナリスト仲代達矢が足で稼ぐ丹念な取材で青い血にまつわる秘密を探ろうとする。テンポ...
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韓国映画「密輸1970」(2023)の感想。

2023年製作の韓国映画。1970年代の海女さんたちの物語。舞台は1970年代半ばの韓国の漁村。化学工場の廃棄物で海が汚染され、海女たちは失業の危機に瀕していた。そこに海底から密輸品を引き上げるという仕事の口があり、生活のために違法行為に手...
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映画「エンテベ空港の7日間」(2018)の感想。

エンテベ空港奇襲作戦の映画化。1976年にハイジャックされたエールフランス機には多数のイスラエル人が搭乗していた。犯人の過激派たちは、ハイジャック機をウガンダのエンテベ空港に着陸させ、イスラエル政府にパレスチナ過激派の解放を要求した。イスラ...
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映画「集団左遷」(1994)の感想。柴田恭兵、中村敦夫出演。

江波戸哲夫原作。柴田恭兵、中村敦夫出演のサラリーマンのサバイバル物語。バブル崩壊後の大手不動産会社が舞台。業績悪化にあえぐ会社はリストラを考えはじめ、ポンコツ社員を集めた新しい部署をつくる。達成不可能なノルマを与え、未達成を理由に解雇してし...
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韓国映画「ソウルの春」(2023)の感想。

韓国で1979年に起きた軍事クーデターを題材にした作品。独裁体制をしいた朴正煕大統領が暗殺されると、短いあいだではあったが権力の真空状態が生じた期間があった。その間隙を縫って登場したのが次の独裁者全斗煥大統領だ。彼がどのように政権を奪取した...
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