刑事コロンボ「二枚のドガの絵」感想。ベスト20で2位

ランキングの最上位は指定席の傑作。とくに奇をてらうところはないストレート勝負で、なおかつわかりやすい展開。これぞ刑事コロンボという作品。

犯人は著名な美術評論家。冒頭でいきなりズドンと叔父を射殺する。つづいて証拠隠滅のために、共犯の画学生も殺害。更に遺産を狙って、叔母を犯人に仕立てようとする。

冷酷で傲慢な犯人、ハイクラスの富裕層の世界、ネチネチと追い込むコロンボと、コロンボ定石に沿った構成。
とくにクライマックスのあざやかさはシリーズの中では屈指。あわてふためく犯人にこれぞという決め手をコロンボが示す。

犯人役のロス・マーティンは、なんとも嫌な奴を好演。これ以上いけ好かない犯人が他にいただろうか。吹き替えの西沢利明の声がピッタリだ。

コロンボシリーズの邦題の付け方には感心させられるが、どちらかというと凝った抽象的なタイトルが多い。だが、この「二枚のドガの絵」はいたってシンプルで的確。タイトルも傑作だ。

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