刑事コロンボ「ルーサン警部の犯罪」の感想。ルーサン警部はコロンボ警部か?

シリーズ終盤に差し掛かり、これまでの切れがなくなってきた頃の作品。型どおりのストーリーだが、イマイチ流れがよくない。

犯人は人気ドラマ「刑事ルーサン」の主演俳優。女性プロデューサーに過去の秘密をにぎられ、長年にわたって恐喝されている。犯人は食堂に入った強盗を装い、プロデューサーを殺害する。コロンボは、小さな証拠から犯人に迫っていく。

一応、シリーズの手順を踏んで、鋭い観察力で犯人を追い詰めるコロンボ。しかし決め手がミステリーものとしては首をかしげたくなるような証拠。

なんか犯人が浮いているような気がする。犯人が犯人役を演じているような台詞をはくが、どうもしっくりこない。ルーサン警部自体が、刑事コロンボを投影した役柄のようだが、よくわからないな。

被害者の夫の秘書役に、ピーター・フォークの夫人シェラ・デニスが初登場。うちのかみさんを出演させてしまうコロンボ警部は、ルーサン警部よりも力が上だね。

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