刑事コロンボ「黒のエチュード」の感想。もう少しつくりこんで欲しかった。

第2シーズンの最初のエピソード。もうコロンボシリーズの骨格は固まっている。96分と75分のふたつのバージョンがある。

オーケストラ指揮者の犯人は、愛人関係にあったピアニストを殺害する。楽屋を抜け出して犯行に及び、自殺を装った偽装工作をする。コロンボは、徐々にアリバイを崩し、決定的な証拠を見つける。

トリックがわかりやす過ぎる。推理ものとしてはあまり面白い展開とは言えない。無駄なシーンが多く、96分版は少し冗長な感じを受ける。コロンボのネチネチ追い込むところはいいと思うが。

妻の母に資金援助を受けていて、妻との関係も良好ではなさそうという設定。これがうまく使われていない。ところどころに妻との微妙な空気感が垣間見えるのはわかるのだが。最後の妻へのささやきも、とってつけたような印象を受ける。もう少しつくりこめば、「殺人処方箋」のような作品になったと思えるので残念。

コロンボの年俸が明らかになる。時代を感じさせる数字だ。

【関連記事】NHKBSプレミアム刑事コロンボベスト20発表
【関連記事】刑事コロンボおすすめエピソード
【関連記事】シーズン別リスト
【関連記事】ブルーレイBOX価格下がる
【関連記事】コロンボが好きなチリ
【関連記事】自縛の紐
【関連記事】死の方程式
【関連記事】美食の報酬
【関連記事】魔術師の幻想
【関連記事】意識の下の映像
【関連記事】死者のメッセージ
【関連記事】策謀の結末
【関連記事】権力の墓穴
【関連記事】秒読みの殺人
【関連記事】殺人処方箋
【関連記事】殺しの序曲
【関連記事】逆転の構図
【関連記事】歌声の消えた海
【関連記事】構想の死角
【関連記事】ロンドンの傘
【関連記事】祝砲の挽歌
【関連記事】パイルD-3の壁
【関連記事】溶ける糸
【関連記事】忘れられたスター
【関連記事】二枚のドガの絵
【関連記事】別れのワイン
【関連記事】偶像のレクイエム
【関連記事】断たれた音
【関連記事】毒のある花
【関連記事】野望の果て
【関連記事】第三の終章
【関連記事】愛情の計算
【関連記事】白鳥の歌
【関連記事】ビデオテープの証言
【関連記事】5時30分の目撃者
【関連記事】ハッサン・サラーの反逆
【関連記事】仮面の男
【関連記事】闘牛士の栄光
【関連記事】さらば提督
【関連記事】ルーサン警部の犯罪
【関連記事】黄金のバックル
【関連記事】攻撃命令
【関連記事】指輪の爪あと
【関連記事】ホリスター将軍のコレクション
【関連記事】死者の身代金
【関連記事】もうひとつの鍵
【関連記事】黒のエチュード