刑事コロンボシリーズのシーズン別の作品リストと感想など。

この間おすすめの刑事コロンボ作品を書いた。個別の作品については、既にBOX所有者の方々がたくさんの論評をネットに載せているので、ここではざっくりとした各シーズンの特徴を書いてみる。旧シリーズのみです。

シーズン化以前
1 殺人処方箋
2 死者の身代金
まだコロンボのキャラが固まっていない。シーズン化を見据えた単発ドラマなので、かなりしっかりとつくられている。映画を見ているようだ。
もう何度もこのシリーズを見ているファンでも、この最初の2本には少し違った感じを受けるだろう。
第1シーズン
3 構想の死角
4 指輪の爪あと
5 ホリスター将軍のコレクション
6 二枚のドガの絵
7 もう一つの鍵
8 死の方程式
9 パイルD-3の壁
このシーズンはまだお金がかかっていないという印象。派手さもなく質の良いアメリカンドラマという作品。だが、ストーリーはどれも面白い。ハマるね。
第2シーズン
10 黒のエチュード
11 悪の温室
12 アリバイのダイヤル
13 ロンドンの傘
14 偶然のレクイエム
15 溶ける糸
16 断たれた音
17 二つの顔
コロンボファンにとっては、目のくらむようなタイトルが並ぶ。眩しい。上り坂の迫力と相まって、すばらしい作品ばかり。文句なしです。
第3シーズン

この辺がピークだったように思える。完全にスタイルが固まった庶民派の刑事コロンボとセレブ犯人の対決。前シーズンと共に完成度が一番高いと思う。

第4シーズン
ピークは過ぎたが、まだまだ傑作が並ぶ。コロンボシリーズが名声を得てからの作品なので、力の入れ方がうかがえる。きっちりとつくっているという印象。このシーズンも面白いが、もう出来上がりました感が少しある。
第5シーズン
このシーズンあたりから、ただの推理ものを越えて、物語性のようなものが入るようになった。トリックを見破って犯人を追い詰めてとどめを刺すというパターンから少し離れてきたように思える。
「さらば提督」は挑戦だったと思う。だが、やはりスタイルは大事だ。コロンボはホームズでもないしポアロでもないのだから。
第6シーズン
一気に坂を転げ落ちたシーズン。落ちるときはこういうものだ。
ファン同士で、一番の傑作はという話とともに、どれが駄作かという話をすることがあるだろう。そういうときには、「ルーサン警部の犯罪」と「黄金のバックル」は必須のアイテムになる。そういう意味で貴重なシーズン。
第7シーズン

最終シーズン。以前の作品と比較してはだめだ。「駄作が多い」とか「コロンボもつまらなくなったな」という声が聞こえてきても気にしないでよい。

内容がどうこうと言うよりも、コロンボを見ているだけで楽しいと思うことが大事。つまり自分があのコロンボシリーズを見ているんだというスタイルに酔うのが正しい見方だ。

【関連記事】NHKBSプレミアム刑事コロンボベスト20発表
【関連記事】刑事コロンボおすすめエピソード
【関連記事】シーズン別リスト
【関連記事】ブルーレイBOX価格下がる
【関連記事】コロンボが好きなチリ
【関連記事】自縛の紐
【関連記事】死の方程式
【関連記事】美食の報酬
【関連記事】魔術師の幻想
【関連記事】意識の下の映像
【関連記事】死者のメッセージ
【関連記事】策謀の結末
【関連記事】権力の墓穴
【関連記事】秒読みの殺人
【関連記事】殺人処方箋
【関連記事】殺しの序曲
【関連記事】逆転の構図
【関連記事】歌声の消えた海
【関連記事】構想の死角
【関連記事】ロンドンの傘
【関連記事】祝砲の挽歌
【関連記事】パイルD-3の壁
【関連記事】溶ける糸
【関連記事】忘れられたスター
【関連記事】二枚のドガの絵
【関連記事】別れのワイン
【関連記事】偶像のレクイエム
【関連記事】断たれた音
【関連記事】毒のある花
【関連記事】野望の果て
【関連記事】第三の終章
【関連記事】愛情の計算
【関連記事】白鳥の歌
【関連記事】ビデオテープの証言
【関連記事】5時30分の目撃者
【関連記事】ハッサン・サラーの反逆
【関連記事】仮面の男
【関連記事】闘牛士の栄光
【関連記事】さらば提督
【関連記事】ルーサン警部の犯罪
【関連記事】黄金のバックル
【関連記事】攻撃命令