ハイテク機器を用いた殺人事件を、ハイテク機器を使ってコロンボが解決するというエピソード。なかなかすっきりしていてよい作品だと思う。
犯人は電子工業の社長。会長の義理の母から業績悪化の責任をとって辞任するように迫られる。そこでハイテク機器を使って殺害する。コロンボはあちこちに矛盾点を見つけ、最後はビデオテープで決定的な証拠を示す。
犯人役のオスカー・ウェルナーは、ちょっと浮き世離れしたオタク的な雰囲気を漂わせている人物像を好演している。
殺人のトリックは、スパイ大作戦を思わせるような古典的なものだが、こういった仕掛けは好きだ。当時としては、すばらしい設備を使っていても、今見るとむしろ骨董的な価値のところに目が行ってしまう。
今のハイテク技術でこういうトリックをつくろうとすると、なんでもできてしまい、面白味に欠ける作品になってしまうだろう。70年代だからできたエピソード。
この作品は、小説版では「燃えつきた影像」というタイトルで出版されていた。
【関連記事】刑事コロンボの作品一覧リスト
【関連記事】NHKBSプレミアム刑事コロンボベスト20発表
【関連記事】刑事コロンボ、私のランキングベスト20
【関連記事】刑事コロンボおすすめエピソード
【関連記事】刑事コロンボ ジャンル別名作ランキングベスト5
【関連記事】シーズン別リスト
【関連記事】ブルーレイBOX価格下がる
【関連記事】コロンボが好きなチリ
【関連記事】NHKBSプレミアム刑事コロンボベスト20発表
【関連記事】刑事コロンボ、私のランキングベスト20
【関連記事】刑事コロンボおすすめエピソード
【関連記事】刑事コロンボ ジャンル別名作ランキングベスト5
【関連記事】シーズン別リスト
【関連記事】ブルーレイBOX価格下がる
【関連記事】コロンボが好きなチリ
1 殺人処方箋
2 死者の身代金
3 構想の死角
4 指輪の爪あと
5 ホリスター将軍のコレクション
6 二枚のドガの絵
7 もうひとつの鍵
8 死の方程式
9 パイルD-3の壁
10 黒のエチュード
11 悪の温室
12 アリバイのダイヤル
13 ロンドンの傘
14 偶像のレクイエム
15 溶ける糸
16 断たれた音
17 二つの顔
18 毒のある花
19 別れのワイン
20 野望の果て
21 意識の下の映像
22 第三の終章
23 愛情の計算
24 白鳥の歌
25 権力の墓穴
26 自縛の紐
27 逆転の構図
28 祝砲の挽歌
29 歌声の消えた海
30 ビデオテープの証言
31 5時30分の目撃者
32 忘れられたスター
33 ハッサン・サラーの反逆
34 仮面の男
35 闘牛士の栄光
36 魔術師の幻想
37 さらば提督
38 ルーサン警部の犯罪
39 黄金のバックル
40 殺しの序曲
41 死者のメッセージ
42 美食の報酬
43 秒読みの殺人
44 攻撃命令
45 策謀の結末
2 死者の身代金
3 構想の死角
4 指輪の爪あと
5 ホリスター将軍のコレクション
6 二枚のドガの絵
7 もうひとつの鍵
8 死の方程式
9 パイルD-3の壁
10 黒のエチュード
11 悪の温室
12 アリバイのダイヤル
13 ロンドンの傘
14 偶像のレクイエム
15 溶ける糸
16 断たれた音
17 二つの顔
18 毒のある花
19 別れのワイン
20 野望の果て
21 意識の下の映像
22 第三の終章
23 愛情の計算
24 白鳥の歌
25 権力の墓穴
26 自縛の紐
27 逆転の構図
28 祝砲の挽歌
29 歌声の消えた海
30 ビデオテープの証言
31 5時30分の目撃者
32 忘れられたスター
33 ハッサン・サラーの反逆
34 仮面の男
35 闘牛士の栄光
36 魔術師の幻想
37 さらば提督
38 ルーサン警部の犯罪
39 黄金のバックル
40 殺しの序曲
41 死者のメッセージ
42 美食の報酬
43 秒読みの殺人
44 攻撃命令
45 策謀の結末