NHKドラマ「アストリッドとラファエル2 文書係の事件録」第2話「イレズミ」の感想。

今回は日本文化紹介のジャパンウィーク。お辞儀の仕方から、茶道、囲碁、そして裏社会と、ストーリーと並行して、全編にわたってかなり念入りに日本が紹介される。

フランス人にとって、日本文化はミステリアスな雰囲気があって人気があるそうだが、ここまで日本一辺倒で一話を作ってしまうのはすごい。

本筋のストーリーは、裏社会とのつながりで起きた殺人事件。刺青、指ツメ、腹切りなど、ここでもヤクザ社会のしきたりが盛り込まれる。

囲碁の話でアストリッドがコウの説明を始めたときには、どんな謎解きが始まるのかと期待したが、事件との関連はないまま終わってしまった。

日本紹介が中心になって、謎解きはいつもに比べると軽めの出来かな。それでも、いつもとは違った面白さがあってよかった。フランス人がどのように日本を見ているかを知るのは興味深い。

アストリッドが自ら捜査に出かけるようになって、また一皮むけて探偵らしくなってきた。

アストリッドとラファエル1 文書係の事件録放送リスト