映画「フォレスト・ガンプ/一期一会」(1994)の感想。トム・ハンクス主演。

トム・ハンクス主演のヒューマンストーリー。

純真な心を持ち母親の愛情のもとで育ちつつあるフォレスト・ガンプ。しかし知能指数が劣っているため、前途多難の人生が予想された。ところが、周囲の助けを受けながら、大学フットボール、軍隊、ビジネスなど、様々な分野で成功を収めていく。

不器用で危なっかしいところがあるが、純朴な心を失わずに前に進むフォレスト。彼の姿を見ていると、普通の成功物語では味わえない爽快な気分になる。どこに行って何をしても、とにかく走り続ける姿勢には感動をさそう不思議な力がある。目標を手に入れたいから前に進むという生き方なんて小さい小さい。フォレストのように、ひたすら前に進むんだよと言われているようだ。

プレスリーやジョン・レノン、ケネディ大統領などとのバーチャルコラボも楽しめる。とくに、フォレストがウォーターゲート事件の目撃者になっていたのには笑ってしまった。