NHKドラマ「アストリッドとラファエル 文書係の事件録」第8話「存在しない男」の感想。

バスの中で男が突然倒れて死亡する。炭疽菌に感染したためだとわかり、ラファエルたちは捜査を進める。男は偽名を使っていたため、身元が確認できない。エコテロリストのメンバーであることはわかったので、服役中の女性リーダーに会いに行く。

今回も凝りに凝った展開。アストリッドとラファエルが奮闘しても、身元確認が一筋縄ではいかない。そこに内務省のエリート捜査官が介入してくる。そしてラファエルが職務停止になってしまう。

身元についてのトリックから犯人逮捕までは、ミステリーとして秀逸。アストリッドとラファエルの恋物語が始まるかと思わせるシーンもあって、ストーリーとしてもそつがない。

今回の注目は、何よりラファエルの身の上話が急に出てきたこと。父親が有力政治家でその令嬢だったとは驚き。

驚くほどの出来のよさ。これが50分ドラマなのか。ハードルをあげすぎて、このレベルが維持できるかと心配してしまうくらいだ。

アストリッドとラファエル 文書係の事件録放送リスト