NHKドラマ「アストリッドとラファエル 文書係の事件録」第5話「ミッシング・リンク」の感想。

シリーズの第5話。今回は1話で完結。

自然史博物館に勤務する女性の遺体が展示室で発見された。アストリッドは溺死であると指摘する。しかし、防犯カメラには、外部から遺体が運び込まれた様子は映っていなかった。女性は、過去に恐竜の化石の密売容疑で不起訴されていた。

1話で完結なので、今回の事件はスケールがやや小さい。だが、相変わらず中身は濃い。溺死と恐竜の化石について、アストリッドは専門的な知識をもとに鋭い観察力から真相に迫っていく。パズルは複雑だが、登場人物が少ないので、犯人はだいたい見当がついてしまうかな。

アストリッドの母については、わずかに前進のみで次回以降へつないだ。

このシリーズには、社会のマイノリティや弱者との共生という裏のテーマがある。登場人物たちの背景は、それを反映する設定になっている。アストリッドは自閉症、ラファエルは母子家庭、黒人の上司、アラブ系の同僚など。事件も、こういったマイノリティに関連したところで起きる。今回は被害者女性はタトゥー、ピアスの一風変わった研究者。こういう視点で見るのもこのシリーズの楽しみのひとつになると思う。

NHK総合
アストリッドとラファエル 文書係の事件録
第5話 呪われた家
2022年8月28日
23:00-23:43