NHKドラマ「アストリッドとラファエル 文書係の事件録」第9話「消えた遺体」の感想。

アストリッドの友人の兄が突然死した。彼は医学シンポジウムの最中に倒れたという。そして葬儀の直前、遺体が消えるという不可思議な事件が起きる。捜査を進めると、彼は大手企業の食品添加物の危険性を研究していてた。更に、関係する人物が殺される。

死んだはずの遺体が、殺人事件の犯人だという痕跡が発見される。ミステリー的に興味をひかれるトリックだ。フグの毒という日本ネタも浮上してきて、ますます引き込まれる。アストリッドは死因の特定に大活躍。フグの寿司は少し珍しいんじゃないかと思って調べてみると、回転寿司のくら寿司でも扱っていた。

今回も犯人の見当がついてしまった。脈絡なくそれなりの人物が登場すると、これはくさいと思ってしまう。無闇にキャストを増やすことはできないので、これは仕方がない。ミステリーとしては今回も良作。

よくやくアストリッドの母親の対面がかなった。更なる進展は次のシリーズへ持ち越しだね。

アストリッドとラファエル 文書係の事件録放送リスト