ミステリー

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乾くるみ著「イニシエーション・ラブ」の感想。(ネタバレ)。読者への挑戦状。

ちょっと変わったミステリー。最後から2行目に核心を突くセリフが飛び出す。 合コンの席で知り合った若いふたり。次第に距離を狭めていって、カップルになる。しかし、彼の方が東京転勤となり、次第に疎遠になっていく。 字面を読んでいくだけでは、ただの...
映画

映画「知りすぎていた男」(1956)の感想。ヒッチコック監督のサスペンス作品。

ヒッチコック監督によるサスペンスミステリー。ドリス・デイが歌う「ケ・セラ・セラ」で有名。 モロッコに観光に来ていた医師一家は、バスの中で貿易商と知り合う。しかし、彼は市場で謎のメッセージを残して刺殺されてしまう。その後、知り合ったばかりの不...
映画

映画「ダイヤルM」(1998)の感想。「ダイヤルMを廻せ! 」のリメイク作品。

ヒッチコック監督の「ダイヤルMを廻せ! 」のリメイク作品。 犯人の投資家は、事業に失敗し破産寸前に陥っていた。そこで妻の財産を狙い、妻の浮気相手に殺害を依頼する。完全犯罪を目論で計画を実行にうつすが、思いもしない展開になる。 オリジナル版と...
映画

映画「私は告白する」(1953)の感想。ヒッチコック監督作品。

ヒッチコック監督によるサスペンス映画。モンゴメリー・クリフト主演。 神父の主人公は、教会で働く男から殺人の告白を受ける。その事件の捜査で犯人が僧衣を着ていたいことなどから、神父が容疑者として起訴されてしまう。不利な証拠が次々とあらわれ、裁判...

綾辻行人著「十角館の殺人」書評感想

著者のデビュー作で、本格ミステリーのエポックメイキングとなった作品。 十字形の館が建つ孤島に、大学のミステリ研の7人が訪れた。やがて、学生たちが次々に殺されていく。疑心暗鬼の中、メンバーによる捜査が進むが、同時に元メンバーが島外でも真相を探...
テレビ

古畑任三郎第25話「消えた古畑任三郎」の感想。ファン向けの総集編。(ネタバレ)

総集編的なエピソード。古畑は回想シーンの映像でのみ登場する。 総集編とは言っても、古畑が行方不明となり、その捜査をのためにこれまでの犯人に聞き込みを行うというストーリーにはなっている。犯人たちは、ほとんどが囚人服を着て、檻の向こう側からイン...
映画

映画「ハリーの災難」(1955)の感想。ヒッチコック監督の喜劇作。

ヒッチコック監督のコメディミステリー。 紅葉の美しい森の中で、ハリーという男の死体が横たわっていた。村人たち、次々にこの死体を見つけるが、何故か警察に通報するようなことはせず、埋めたり掘り返したりと奇妙な行動をとる。 ヒッチコックと言えば心...
映画

映画「飢餓海峡」(1965)の感想。水上勉原作の傑作。

水上勉原作の推理小説を映画化。 昭和22年に青函連絡船が沈没する事故が発生した。被害者の中から、身元不明の2体の遺体が発見される。捜査を進めると、岩内で起きた大火と強盗事件に関係する男たちではないかとの疑いがでる。 世の中全体が貧困にあえぐ...
映画

映画「裏窓」(1954)の感想。ヒッチコック監督の異色のサスペンス映画。

ヒッチコック監督の異色のサスペンス映画。 主人公はカメラマン。足の骨折のため部屋に閉じこもっているうちに、反対側のアパートを覗き見るようになる。そしてある部屋で、妻が姿を消すとともに夫が不審な行動をとっていることに気づく。殺人事件ではないか...
テレビ

古畑任三郎第13話「笑うカンガルー」の感想。犯人役陣内孝則。(ネタバレ)

犯人役は陣内孝則。初の2時間枠のスペシャル版でオーストラリアロケが行われた。 犯人は二人一組の数学者の片方で、自身では研究能力はなく、スポークスマン役を担っていた。不倫相手でもある相方の数学者が妻から、夫を突き飛ばしたら死んでしまったと相談...
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