NHKドラマ「アストリッドとラファエル3 文書係の事件録」第2話「死を忘るなかれ」の感想。

修道院内で修道士が刺殺される。ラファエルたちが身元を調べると、彼のような人物は存在しないことがわかる。経歴をたどっていくと、ブルキナファソの修道院に滞在していた。しかしなかなか事件との関連を見いだすことができない。

今回は、偽名を使っていた被害者の身元がわからず、さかのぼっての調査が謎解きの主眼となる。ブルキナファソからバチカンへと国際的な広がりを見せ、そのうえキリスト教世界の話なので、ミステリアスな雰囲気もタップリ。被害者の人間関係に限定しているので、複雑そうにみえても、わりと筋はわかりやすかった。ただ、犯人は誰かについては、怪しい人物が何人かいて、証拠がいろいろと出てきても絞ることがきず、なかなか見応えがあった。

アストリッドが警察学校の試験を受け、軽く仕上げて楽勝の雰囲気。一方、テツオとの関係は、一筋縄ではいかいないね。