NHKドラマ「アストリッドとラファエル2 文書係の事件録」第8話「無実の罪」の感想。

第2シーズンの最終回。今回も傑作。

脱獄犯がアストリッドに取り入り、犯罪資料局に立てこもる事件が発生する。人質になったアストリッドとラファエルは、解放後も共謀を疑われ取り調べを受けることになる。二人は拘留中の身でありながら、無実を訴える脱獄犯の事件についての捜査を続ける。

冒頭からラファエルの容疑者扱いでスタートする過激な展開。マンネリ化など、どこ吹く風といった第2シーズンの面白さをあらわしているようだ。脱獄犯に自分の境遇を重ね合わせているようで、捜査官に反発し自ら苦境を招いてしまういつもながらのラファエルの跳ね返りぶりも健在。そしてアストリッドの鋭い観察眼から、アッと言う事実がわかってくる。文句なしの面白さだ。

アストリッドが捜査に参加できなくなりそう。どうなるんだろうと第3シーズンが待ち遠しい。

アストリッドとラファエル1 文書係の事件録放送リスト