与沢翼著「ブチ抜く力」書評感想

ネットなどで有名な若手企業家。アパレル関係のビジネスを手がけ成功を収めるが、一時はどん底まで落ちる。その後、投資家として再び大成功。その人生哲学を語った本。

・一つのことに集中してブチ抜く
・結果出るまでやめない
・最短最速で結果を出す
・自分の幸せはお金の上に成り立っている事実を認める
・センターピンをつかむ
・人と群れない
・会社依存しない
・常に一石二鳥以上狙い
・圧倒的な斜め上の結果を出す
・一発逆転ではなく拡張性のある結果
・能力差ではなく、種蒔き続けて失敗を積むか
・勝負はチャンスが来る前から始まっている
・ファンダメンタルと風読む
・集中して深く投資
・時代の潮流読む

過激な物言いと風貌から、時流にのった一発屋と思われがちだが、語られている内容は真摯そのもの。哲学的な話から戦略、戦術まで落とし込んだノウハウ的なものまで。一貫して社会の動きに目を光らせ、ポイントをつかんで、そこに集中してあきらめない。今の時代の成功者のパターンをみることができる。