高橋洋一著「高橋洋一式デジタル仕事術」書評感想

元大蔵官僚の著者によるデジタル仕事術。

前半はスマホを使った情報収集。後半はグラフを使ったデータ分析。

マスコミやYoutubeで積極的に情報発信している著者が、どんな方法を使っているのかは興味深い。実はかなりシンプル。2台のスマホを駆使して必要な情報を収集する。パソコンも使うが、それは複雑なデータ分析や図表、文章を作成するときだけ。時間と場所を問わずスマホをフルに活用する。そして肝心な集めた情報から自分なりの見方をつくるための基礎にするのが数値データ。

その数値データの分析方法として、後半のグラフの作り方につながる。エクセルの散布図の作り方は、特別なものではない。データにごまかされないように、基本的なグラフの見方の解説もある。

頭を使った商売というのは、仕入れた情報を右から左に流すだけでなく、自分なりの付加価値をつけないといけない。新たな切り口からの見方で独自性を出す。結局はここに収束するんだが、その前段階に必要な情報を入れる作業とその分析。スマホとグラフだけでほとんどやってしまうシンプルな著者の方法は、なかなか真似はできないが、参考にはなると思う。