映画「007/オクトパシー」(1983)の感想。ロジャー・ムーア主演のシリーズの第13作。

ロジャー・ムーア主演の007シリーズの第13作。

ボンドの同僚009は、ロシア皇帝の秘宝を持ち出した直後にサーカス団員に殺された。ボンドはその秘宝の秘密をつかめという指令を受ける。ソ連の外貨稼ぎと考えていたが、オークションでアフガニスタン亡命貴族がどうしても買おうとする姿を見て、それを偽物にすり替える。するとボンドに危機が迫る。

あまり期待していなかったが、予想に反してなかなか面白かった。007シリーズでは、アクションや設定をやり過ぎてつまらなくなるという失敗パターンがある。この作品では、曲芸飛行やカーチェイス、走行列車での格闘など、見せるシーンはあるが、適当なところで切り上げて深追いをしないところがよい。

それに、ボンドの敵側も、ソ連、アフガニスタン亡命貴族、ボンドガールと3すくみの設定で、手を組んだり仲違いをしたりと話が二転三転するため、話に深みがでている。

バランスがよく気楽に楽しめる作品。