ミステリー

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映画

映画「ロープ」(1948)の感想。ヒッチコック監督の異色作。

ヒッチコック監督による異色サスペンス。舞台劇のような構成で、ほぼ全編ワンカットでつくられている。頭脳明晰な学生2人は、自分たちの優秀さを示すために、アパートの一室で同級生を殺害してしまう。そこに被害者の父、恋人、恋敵、恩師を招いて、パーティ...
テレビ

ドラマ「山之内家の惨劇」の感想。(ネタバレ)源氏三代をモチーフにしたサスペンス。

1983年TBS製作のサスペンスドラマ。原作は檜山良昭。スカパーで放送があったので視聴してみた。財閥山之内家の当主が鶴岡八幡宮で殺害された。捜査を進めると、一族には会社の経営権をめぐる確執があり、前社長も死亡していた。当主が鎌倉時代の研究を...
テレビ

韓国ドラマ「リセット〜運命をさかのぼる1年〜」の感想。(ネタバレ)傑作ミステリー。

時空をこえたミステリー。精緻な構成でミステリーとしては傑作。謎の女性精神科医に集められた男女8人。1年前にタイムワープをして未来を変え、完璧な人生を目指すことになる。参加者たちはやり直しの生活を始めるが、次々に謎の死をとげていく。主人公の刑...

乾くるみ著「イニシエーション・ラブ」の感想。(ネタバレ)。読者への挑戦状。

ちょっと変わったミステリー。最後から2行目に核心を突くセリフが飛び出す。合コンの席で知り合った若いふたり。次第に距離を狭めていって、カップルになる。しかし、彼の方が東京転勤となり、次第に疎遠になっていく。字面を読んでいくだけでは、ただの恋愛...
映画

映画「知りすぎていた男」(1956)の感想。ヒッチコック監督のサスペンス作品。

ヒッチコック監督によるサスペンスミステリー。ドリス・デイが歌う「ケ・セラ・セラ」で有名。モロッコに観光に来ていた医師一家は、バスの中で貿易商と知り合う。しかし、彼は市場で謎のメッセージを残して刺殺されてしまう。その後、知り合ったばかりの不審...
映画

映画「ダイヤルM」(1998)の感想。「ダイヤルMを廻せ! 」のリメイク作品。

ヒッチコック監督の「ダイヤルMを廻せ! 」のリメイク作品。犯人の投資家は、事業に失敗し破産寸前に陥っていた。そこで妻の財産を狙い、妻の浮気相手に殺害を依頼する。完全犯罪を目論で計画を実行にうつすが、思いもしない展開になる。オリジナル版と比べ...
映画

映画「私は告白する」(1953)の感想。ヒッチコック監督作品。

ヒッチコック監督によるサスペンス映画。モンゴメリー・クリフト主演。神父の主人公は、教会で働く男から殺人の告白を受ける。その事件の捜査で犯人が僧衣を着ていたいことなどから、神父が容疑者として起訴されてしまう。不利な証拠が次々とあらわれ、裁判で...

綾辻行人著「十角館の殺人」書評感想

著者のデビュー作で、本格ミステリーのエポックメイキングとなった作品。十字形の館が建つ孤島に、大学のミステリ研の7人が訪れた。やがて、学生たちが次々に殺されていく。疑心暗鬼の中、メンバーによる捜査が進むが、同時に元メンバーが島外でも真相を探り...
テレビ

古畑任三郎第25話「消えた古畑任三郎」の感想。ファン向けの総集編。(ネタバレ)

総集編的なエピソード。古畑は回想シーンの映像でのみ登場する。総集編とは言っても、古畑が行方不明となり、その捜査をのためにこれまでの犯人に聞き込みを行うというストーリーにはなっている。犯人たちは、ほとんどが囚人服を着て、檻の向こう側からインタ...
映画

映画「ハリーの災難」(1955)の感想。ヒッチコック監督の喜劇作。

ヒッチコック監督のコメディミステリー。紅葉の美しい森の中で、ハリーという男の死体が横たわっていた。村人たち、次々にこの死体を見つけるが、何故か警察に通報するようなことはせず、埋めたり掘り返したりと奇妙な行動をとる。ヒッチコックと言えば心理サ...
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