NHKドラマ「アストリッドとラファエル3 文書係の事件録」第5話「パリ東駅」の感想。

パリ東駅で勤務中の男が射殺された。その近くに彼の自閉症の息子が母親と一緒に駅に来ていたが、母が行方不明になっていた。息子はコミュニケーションがうまくとれないため、現場の状況を聞き出すことができない。ラファエルたちは防犯カメラの映像を確認することにする。膨大な録画記録のため、アストリッドが作業にあたる。

冒頭の事件発生の場面では、簡単に解決できそうな雰囲気だったが、そうはいかなかった。息子が自閉症であるため、目撃証言がうまく得られないというもどかしい状態。更に兄が悪事に手を染めていて、事件が複雑化する。いつの間にか、頭をひねる展開に突入してしまった。今回もなかなかの出来映えだった。

アストリッドは警察学校で苦戦中。事件が解決が割と早かったので、もうひとひねりあるかと期待したら、教官との関係が明かされた。いよいよアストリッド身辺の物語が動き出すかな。