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映画「早春」(1956)小津安二郎監督の感想

小津安二郎監督によるサラリーマン夫婦の日常を描いた作品。ほんわかとした雰囲気はあるが、珍しく少し緊張感のある物語。 倦怠期の夫婦の間に起きた夫の浮気。同僚のOLに誘われ、ふらふらと一夜を過ごしてしまう。妻はそれに気づき、夫婦関係はただならぬ...
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韓国映画「ペパーミント・キャンディー」(2000)イ・チャンドン監督の感想

「バーニング 劇場版」のイ・チャンドン監督の第2作。ソル・ギョング主演で2000年に公開された。 冒頭から自暴自棄で登場して鉄道自殺をしてしまう主人公。彼の半生を過去にに少しずつ遡るかたちでストーリーは進行する。元恋人の死、経営者時代、刑事...
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映画「日本一のゴマすり男」(1965)植木等主演の感想

植木等主演の「日本一の男シリーズ」第3作。徹底的なゴマすりで出世していく男の痛快コメディ。 後藤又自動車に入社した主人公の植木等は、ゴマをすることで出世階段をのぼっていく。まず、係長、そして課長、部長、役員と範囲を広げ、最後はグループ会社の...
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映画「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」(2002)レオナルド・ディカプリオ主演の感想

レオナルド・ディカプリオ、トム・ハンクス出演。60年代に実在した小切手詐欺師を扱った作品。 ディカプリオ演じる青年詐欺師は、パイロット、弁護士、医師などになりすまし、偽造小切手で世界各地に詐欺事件を起こす。トム・ハンクスのFBI捜査官は、彼...
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映画「お茶漬けの味」(1952)小津安二郎監督の感想。

小津安二郎監督による古きよき時代の夫婦の日常を描いた作品。 「秋刀魚の味」のように、ほのぼのとした生活だけではなく、夫婦間のちょっとした緊張感が描かれる。 田舎育ちでのほほんとした夫の佐分利信とお嬢様育ちの妻木暮実千代。倦怠期に入りすれ違い...
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映画「コンフィデンスマンJP ロマンス編」の感想。長澤まさみ主演。

この前放送されたSPドラマ「コンフィデンスマンJP 運勢編」がよかったので、映画版の「コンフィデンスマンJP ロマンス編」を見てきた。さすがに映画版だけあって力が入ったつくりで、運勢編を上回る面白さ。 舞台は香港。伝説のダイヤモンドをめぐり...
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映画「日本一の裏切り男」(1968)植木等主演の感想

植木等主演の「日本一シリーズ」6作目。ドリフターズ、古今亭志ん朝なども出演。 終戦直後から製作当時までの世情を背景にしたコメディ。戦後日本史の主な出来事に関連させ、裏切ったり、裏切られたりのコメディを挿入したストーリー。特攻隊、闇市、パチン...
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映画「山猫」(1963)ヴィスコンティ監督の感想

19世紀半ばのイタリア統一戦争のさなかのシチリア島が舞台。大きな時代の流れの中で、名家の当主サリーナ公爵を通じて、滅びゆく貴族の美学を描く。 バート・ランカスター演じる公爵は、頑迷で古いタイプの人間ではない。寧ろ、柔軟な思考で開明的な考えが...
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映画「マッキントッシュの男」(1973)主演はポール・ニューマンの感想

ポール・ニューマン主演のスパイ映画。 ポール・ニューマン演じるイギリス情報部員が、宝石強盗容疑で刑務所に入り、秘密組織の一味と接触する。背景には、イギリス政界の大物が絡むスパイ事件があった。 プロットもよいし、ロンドン、アイルランド、マルタ...
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映画「ベニスに死す」(1971)ヴィスコンティ監督の感想

監督はルキノ・ヴィスコンティ。トーマス・マンの同名小説を映画化した作品。 主人公はドイツの老作曲家。静養のために訪れたベニスで、ポーランド貴族の美少年に出会う。その美しさに心を奪われた主人公は、少年を求めて街を彷徨うようになる。ベニスではコ...
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