国際情勢

スポンサーリンク

薮中三十二著「世界基準の交渉術」書評感想

グローバル化止まらない昨今。激動の世界で求められる人財になるにはどうするかについて、交渉力を中心に元外交官の著者がそのエッセンス語った本。 ・プラットフォームとスピードが大事 ・野心があり、柔軟な思考ができる ・グローバル人財になるための5...

大前研一著「世界の潮流2019〜20」書評感想

毎年出版される世界情勢を概観するまとめ本。 ・世界経済はピークを過ぎた ・中国経済はリセッション入った ・参議院選挙前に日露平和条約を締結する ・日産はゴーンいなくても大丈夫 ・秩序崩壊させるトランプ ・米中貿易戦争は不毛 ・異常な指導者が...
テレビ

NHKBSプレミアム アーススキャナー「沿ドニエストル共和国」

沿ドニエストル共和国とは、旧ソビエトのモルドバ共和国のドニエストル川から東の部分で、ソ連崩壊後からずっと独立を主張している地域。他国からはほとんど承認されていない未承認国家であるが、モルドバの実効支配の及ばない事実上の独立国。 モルドバの中...
テレビ

BS世界のドキュメンタリー「独裁者の妻たち:台所の虐殺者?」

NHKのBS世界のドキュメンタリーでは、独裁者の妻のシリーズを何回か放送している。今回は、ルアンダの虐殺への関与を疑われている元ルワンダ大統領の妻。彼女を中心に、ムッソリーニの妻、ヒトラーの愛人、フセインの妻、アラファトの妻、カダフィ大佐の...

黒田勝弘著「韓国人の研究」書評感想

産経新聞の特派員として韓国滞在30年の記者が書いた韓国論。体験した事例がベースになっていて、日本ではあまり知られていない韓国人の特徴が興味深い。 ・韓国は大きく強く豊かな国になった ・反日vs反韓で日本が韓国化しているのは寂しい ・韓流ブー...

宮本 雄二著「日中の失敗の本質」書評感想

著者は元中国大使。大変革の渦中にある現代、中国との関係を読み解く。 ・アメリカは変質し、 経済社会が大変化、民主主義内部調整プロセスが始まった ・トランプの商売外交 ・中国はアメリカの地位にはならない ・習近平は中華民族の復興を目指す ・習...

倉山満著「2時間でわかる政治経済のルール」書評感想

初心者向けに書かれた政治経済の基本的は見方についての本。 ざっくばらんな調子で書かれているが、与太話的なものなのかというと、そうではない。ものごとを見る上で本質的なことをわかりやすく解説してある。 ・公開情報を読み解くことだけで、当たり前の...

長谷川慶太郎著「今こそ「米中」を呑み込め」書評感想

米中覇権戦争を中心に、最近の国際情勢についてのまとめた本。日本は、米中覇権戦争の中に活路見つけるべきという主張。 ・米中覇権戦争総力戦。米は関税引き上げ、次は貿易金融で中国を締め上げる ・中国経済成長ためには国営企業でなく民間企業に依存せざ...

佐藤優著「「情報読解」の私塾 赤版」書評感想

週刊アサヒ芸能の連載記事(2016年3月5日号~2018年12月20日号)の各項を加筆修正したもの。 少し古い記事もあるが、項目別に情報の読み方を解説してある。 北方領土は二島プラスアルファで解決 四島帰属を前提しないというリークは反応見る...

佐藤優、宮家邦彦著「世界史の大逆転」書評感想

元外交官の著者による最近の国際情勢の見方についての対談。外交問題についての論客ふたりが、テレビラジオでは言い尽くせないことを、東アジア、感情の国際情勢、核拡散の時代へ、中東と「脱石油」、AI、民主主義の限界の6つのポイントから解説。 195...
スポンサーリンク