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外国語

上乃久子著「純ジャパニーズの迷わない英語勉強法 増補版」書評感想

著者は、ニューヨークタイムズの記者。留学や海外勤務なしに日本で英語の勉強をして、英語を使う様々な職業でキャリアを積んで、今の仕事についた経歴を持つ。 ニューヨークタイムズに署名入りの記事を書いている人なので、英語の達人には間違いないと思う。...
外国語

野口悠紀雄著「「超」英語独学法」の書評感想

「超」整理法の野口悠紀雄先生による英語学習法についての本。 著者は、以前から英語学習については、いろんなところで書いている。基本的には、ほぼ同じ内容になる。 どのレベルの英語を目標にするのか、社会人の英語は専門用語が必要、文章の丸暗記、話す...

「ミステリマガジン2021年7月号 特集 ジョン・ル・カレ追悼」を買った。

ミステリマガジンは、あまり買うことはないのだが、今月号はジョン・ル・カレの追悼特集だったので購入してみた。 本邦初訳短篇から始まり、追悼文が並ぶ。マイベストのアンケートとエッセイも興味深い。総合で「寒い国から帰ってきたスパイ」は2位になって...

春木育美著「韓国社会の現在」の書評感想。

現代の韓国社会が抱える問題について、詳細に考察した本。 マスコミから流れる韓国のニュースはネガティブなものが多い。日韓関係が悪いことも大きな要因だが、ここ何年も、いつかは韓国社会は息詰まるといった調子の報道が続いている。 一方で、韓国の一人...

ウィリアム・リンク著「刑事コロンボ 13の事件簿」の感想。

刑事コロンボの原作者の片方であるウィリアム・リンクが書いた短編集。 時代はドラマから少し下っていて、携帯やイラク戦争などが出てくる。13の短編が収められており、倒叙式とそうでないものがほぼ半々。 コロンボは、旧シリーズほどの切れがあるわけで...
外国語

アンドレ・モーロア著「タナトス・パレス・ホテル」はミステリータッチの秀作。

尾河直哉翻訳「名作短編で学ぶフランス語」はフランス語の対訳書。 フランス語の勉強のためにと読みすすめていた。和訳や解説は充実しているのだが、自分にとってはかなり難しい。作品がどうのこうのというよりも、解釈に精一杯という感じ。 収録されている...
外国語

嶋崎正樹著「時事フランス語」。ル・モンドを読むための手ほどき。

フランスの有力紙Le Mondeを素材にした時事フランス語の学習書。中級からそれ以上のレベルになると思う。記事は政治、経済、社会、文化など多岐にわたっている。左ページが記事と和訳、右ページが関連語句と例文がまとめてある。巻末には資料も付いて...

アンソニー・ホロヴィッツ著「カササギ殺人事件」書評感想

少し前に話題になったヒット作。期待しながら読みはじめた。 イギリスの片田舎で家政婦の葬儀が行われた。偶然の事故に見えた彼女の死は、小さな村の人間関係が絡む事件へと発展していく。余命わずかの探偵ピュントが解決に乗り出す。そして下巻に移ると驚く...

佐藤優著「プラハの憂鬱」の書評感想

著者は、外務省に入省したときの経緯をいろんな著作に書いている。チェコ語での研修を希望したが、ロシア語研修となってロシアの専門家になってしまったことなど。本書は、ロシア語研修を受けたイギリスでの出来事で、チェコとの関わりが詳しく語られている。...
囲碁将棋

大川慎太郎著「証言 羽生世代」書評感想

将棋界で圧倒的な実績を残した羽生世代について、16人の棋士へのインタビュー。同時代に羽生と戦った棋士達が、羽生世代の強さと羽生将棋について語っている。 羽生世代に棋界の中心を奪われるかたちになった、谷川をはじめとする55年組の苦悩が生々しい...
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