韓国映画「奈落のマイホーム」(2021)の感想。

2021年製作の韓国のパニック映画。

庶民の代表のような中堅会社の課長が主人公。11年掛けてようやく手に入れたマイホーム。ほっとしたのもつかの間、欠陥住宅の兆候がそこかしこに見えるのに気がつく。住民を集めて話し合いを始めるが、ある日突然地番沈下が起こり、信じられないような事態に陥る。

背景には最近のソウルの住宅事情があり、価格上昇が止まらずマイホームは庶民に手が出ないものになりつつある状況。ようやく手に入れた我が家に、思いも掛けない災難が降りかかる。そしてそこに住む人々の泣き笑いをコメディタッチに描いている。

三谷幸喜の「みんなのいえ」のような話かと思って見始めたが、その後の展開が韓国映画らしい。いきなり日本沈没レベルの地盤沈下で、マンションごと地下に落下。そこからの脱出ストーリーはまさにゴリゴリのサバイバルパニック。

急展開からのハッピーエンドに終わる全体的なストーリーはベタな展開だが、冒頭部との差があまりにも大きいにで、エンターテインメント性がぐっと上がっている。ホームドラマ風のパニック劇の特徴を最大限に利用していて、ジェットコースターに乗っているような感じで観ることができる作品だ。