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外国語

清野孝弥著「1年で5ヵ国語をマスターした私の外国語「同時」習得法」の感想。

同時に複数の外国語を学習する方法を紹介した本。著者は、1年で英独仏西中の5カ国語を習得したという東大生。従来の文法と読解をしっかりやるという方式ではなく、出来ることから少しずつ積み上げていく方法。文法規則を覚えながら単語を覚え、それを利用し...

佐々木敦著「「書くこと」の哲学」の感想。

初心者向けの文章教室のようなものかなと思って手にとってみたが、それとはかなり違っている。書名にあるように、書くと言うことはどんなことかを哲学するように深く考察した本だ。講義録のような形式をとっていて、前半は書くことのマインドセット、後半は実...

高木彬光著「妖婦の宿」の感想。

表題作を含む4作の中短編集。旧版の角川文庫。殺人シーン本番 中編紫の恐怖    短編鏡の部屋    短編妖婦の宿    中編いずれも密室系のトリックのエピソード。この中では「妖婦の宿」が一番いい。一旦、解決したかに見えたが、おやっという感覚...

カトリーヌ・アルレー著「理想的な容疑者」の感想。

カトリーヌ・アルレーによる仏冒険小説大賞受賞作。ドライブ中の口論で、妻を車から降ろし置き去りにした夫ミシェル。翌朝、身元不明の女が車にひき殺された状態で見つかる。状況証拠から容疑者となったミシェルを、実の兄夫婦でさえ犯人ではないかと思い込む...

西村京太郎著「発信人は死者」の感想。

西村京太郎によるミステリー。1977年刊行。報道カメラマンの野口がたまたま無線による救難信号を受信する。それは太平洋戦争中に沈没した潜水艦からのものであった。野口は仲間とともにその潜水艦について調べ始めると、当時の関係者が事故死してしまう。...

西村京太郎著「D機関情報」の感想。

西村京太郎によるスパイ小説。著者の自著ランキングでは1位に挙げている。敗戦濃厚な状況の太平洋戦争末期、海軍中佐の関谷は水銀調達の密命を受けヨーロッパに赴く。その代金である金塊が潜水艦によりドイツに到着すると、それをトランクにつめ車でスイスに...

垂秀夫著「日中外交秘録」の感想。

著者は前中国大使で「中国が最も恐れる男」と言われた外交官。仕事の出来る人の手記だ。外交官人生40年の回顧録であり、その間の日中外交の記録でもある。チャイナスクールの一員としてスタートし、中国大使として退官するまでの対中外交が詳細に記述されて...
外国語

ドメニコ・ラガナ著「日本語とわたし」の感想。

昭和50年発行の古い本。著者はイタリア生まれのアルゼンチン人。日本語の研究者というわけではないが、独学で身につけた日本語を使って日本語で文筆活動を行っていた。とにかく本書を読んだだけで驚いてしまう。これは翻訳本ではなく、著者自身によって書か...

佐藤大介著「韓国・国家情報院」の感想。

韓国の情報機関である国家情報院の歴史と活動についての本。かつては「泣く子も黙るKCIA」と言われるほど、絶大な権力を誇っていた国家情報院。朝鮮半島の分断が冷戦時代の対立の最前線であったことから、北朝鮮に対する諜報活動はもちろん、国内統制にも...

道尾秀介著「雷神」の感想。(ネタバレ)

かなりトリッキーなミステリー。謎解きだけにたよるのではなく、全体の構成を挑戦的なフォーマットでつくってしまった作品。一言で言えば、風が吹けば桶屋が儲かる的な因果律を使って物語を作っている。まったく関係のない出来事が、回り回って他の出来事に大...
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