映画「連合艦隊」(1981)の感想。

連合艦隊の視線から太平洋戦争開戦から終戦までをカバーした物語。豪華キャストと大がかりなセットで迫力満点の映像。お金がかかっている。

海軍から見た戦争なので、陸軍はあまり出てこない。真珠湾からミッドウェー海戦、レイテ沖海戦でのおとり作戦、戦艦大和の最期まで。これだけ網羅しているのに、それぞれの場面はそれなりにしっかりと描いている。何より重厚な出演者たちの迫力が画面から伝わってきて見応えたっぷりだ。

人間物語としては、船大工の親子と海軍将校の兄弟が描かれる。命を散らした若者の残された家族の思い。そして飛行機の操縦も危うい特攻隊の若者たちの死。戦争の悲劇も盛り込んである。

ダイジェストのような構成だが、尺が足りないながらも作り込んであってじっくりと鑑賞できる作品に仕上がっている。