映画「裸の銃を持つ男」(1988)の感想。レスリー・ニールセン主演のコメディ。

レスリー・ニールセン主演のコメディシリーズの第1作。

抱腹絶倒とはこういう映画のことを言うのだろう。とにかく、ギャグが連続していて、止まらない。くだらないギャグと政治風刺が入り交じっているが、下品になりすぎず、シニカルになりすぎず、うまくバランスがとれている。

レスリー・ニールセンは、刑事コロンボ「もうひとつの鍵」と「仮面の男」では渋い紳士役を演じているが、それとは真逆の演技。刑事コロンボ「闘牛士の栄光」の犯人役リカルド・モンタルバンも悪の実業家で出演している。O・J・シンプソンも、この頃はコメディに合ったいい味を出していた。

面白いコメディ映画と言えば、この「裸の銃をを持つ男」とピンク・パンサーのクルーゾー警部が双璧だね。