映画「ミッション:インポッシブル3 (M:i:III)」(2006)の感想。

トム・クルーズ主演のミッションインポッシブルシリーズの第3作。

冒頭から大迫力のアクションシーンが連発する。持てる技術をすべて投入しているような、ここまでやるのかという感じ。このシリーズの売りは、完全にトム・クルーズのアクションだという明確なメッセージだ。

前2作で残っていたテレビシリーズの面影が、この作品ではほとんど消えていて、新たな活劇映画になっている。一応、仲間絡みのトリックはあるが、もう既に出尽くしているもので、スパイの謀略戦というイメージは薄い。

演技派としてのよさもあるトム・クルーズだが、アクションで見せてくれるのはこのシリーズだ。