歴史

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テレビ

NHKスペシャル「開戦 太平洋戦争〜日中米英 知られざる攻防〜」の感想。

蒋介石が残した日記をもとに、日中戦争での中国の外交戦略に焦点をしぼって、太平洋戦争開戦までの日中米英の攻防を描いた番組。 日中戦争で、まともに日本軍と戦っては勝ち目のないと思っていた蒋介石は、米英に対日参戦の工作を仕掛ける。 他国のために軍...
テレビ

NHK特集「私は日本のスパイだった〜秘密諜報員ベラスコ〜」の感想。

1982年放送のNHK特集。第二次大戦中に日本のために働いたスペイン人の諜報員の活動を描いた番組。 アメリカとの戦争に突入した日本は、「東」というスパイ組織をアメリカ国内につくり、軍事関連情報の収集にあたっていた。その組織を作り上げ、チーフ...
映画

映画「ラストエンペラー」(1987)の感想。愛新覚羅溥儀の生涯。

中国清朝最後の皇帝である溥儀の一生を描いた作品。ベルナルド・ベルトルッチ監督、ジョン・ローン主演。 清王朝最後の皇帝溥儀は、幼いながら西太后の意向により皇帝に即位する。しかしすぐに中華民国政府が成立し、退位の追い込まれる。紫禁城に住み皇帝と...
テレビ

英雄たちの選択「戦国最大の山岳戦・三増峠の戦い〜北条氏康VS.武田信玄〜」の感想

NHKBSの「英雄たちの選択」で「三増峠の戦い」が取り上げられた。 歴史番組で武田と北条の戦いが取り上げられたことはほとんどない。武田対上杉の川中島、上杉の小田原攻めはよく見るが、信玄と氏康の戦いとなると記憶にない。それくらいレアな合戦が放...
テレビ

「黄金の日日」が大河ドラマアンコールで再放送。面白いという感想しかない。

4月からの大河ドラマアンコールは「黄金の日日」が放送になる。1978年の作品なので、43年前のドラマ。当時も観ていたが、これまでの大河ドラマの中でもトップクラスの面白さだった。 呂宋助左衛門という堺の商人の生涯が描かれる。いわゆる無名人が主...

内藤陽介著「パレスチナ現代史」の書評感想。

パレスチナの歴史について、第1次大戦後のオスマントルコ解体とイスラエル建国から、中東戦争を経て、現在までの約100年間をまとめた歴史本。 著者は郵便学者であり、郵便切手のデザインに反映される発行者の意図を、その時々の国際情勢にリンクさせて解...
映画

映画「スターリンの葬送狂騒曲」(2017)の感想。モンティパイソンのようなコメディ。

スターリン死後のクレムリン内の抗争をドタバタ風に描いたコメディ。2017年イギリス制作。 絶対権力者スターリンが突然死去した。葬儀の準備とともに共産党幹部たちの権力争いが始まる。登場するのは、ベリヤ、フルシチョフマレンコフ、モロトフ、ジュー...

三鬼清一郎著「大御所 徳川家康」書評感想

タイトルからは、江戸の政治とは離れて、家康が駿府時代に行った謀略的な裏の政治工作を思い浮かべてしまう。しかし、内容は家康の大御所時代の幕府政治についてまとめたもの。副題の「幕藩体制はいかに確立したか」の方がふさわしい。 著者が歴史学者であり...
テレビ

NHKBS世界のドキュメンタリー「50年戦争 イスラエルとアラブ」の感想。

NHKとBBCの共同制作ドキュメンタリー。1998年放送の全6回シリーズ。 1948年のイスラエルの建国から、中東戦争を経て1995年のオスロ合意までのイスラエルとアラブの歴史を、当事者の証言をもと描いている。 第1回  建国と亡国 ~第1...
テレビ

NHKBS世界のドキュメンタリー「ユーゴスラビアの崩壊」の感想。

1995年イギリス制作のドキュメンタリー。ユーゴスラビア崩壊の過程で起きた紛争を、当時の指導者たちのインタビューで構成した6回シリーズ。 カリスマ指導者のチトーの死後、なんとか統一を保ってきたユーゴスラビア。しかし、コソボで起きた小さな紛争...
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