大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第1回の感想。三谷幸喜コメディ全開。

NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が始まった。三谷幸喜脚本なので、今年は観てみようと思う。大河ドラマを観るのは真田丸以来で6年ぶりになる。

喜劇的な要素が多いと聞いていたが、第1回は予想以上にコメディチックな演出だった。映画「清洲会議」を思い出させるくらい。源頼朝役の大泉洋の顔が終始笑っているように見えた。

タイトルにあるように13人もの主要人物が登場するので、キャラの特徴付けが大変そう。

NHKのホームページのキャスト相関図を見ると、登場人物多数で人間関係はかなり複雑。初回では、パワフルで平家びいきの伊東家の祖父を登場させることで、北条家と三浦家が伊東家の婿筋の関係にあること、源頼朝が伊豆では厄介もの扱いであることがわかりやすく描かれた。

さすがに三谷幸喜。「12人の優しい日本人」でも見せたように、こういったキャラづくりは非常にうまい。

主役が北条義時なので、おそらく承久の乱くらいまでの物語になるのだろう。シリアスな場面が多くなると予想できるが、コメディを入れた物語がどういった展開になるか楽しみだ。