NHK土曜ドラマ「わげもん~長崎通訳異聞~」の感想。江戸時代のオランダ語通訳。 

幕末の長崎出島を舞台にした時代劇。オランダ語通訳の青年が主人公。

通詞の父を持つ主人公の青年は、消息不明の父の行方を探るべく長崎を訪れる。独学で身につけたオランダ語をきっかけに、オランダ語の若手通訳森山と知り合い、彼から英語を学ぶことになる。父のことを知る男を見つけるが、何者かにより殺されてしまい、その容疑をかけられ窮地に陥る。

かなり力の入った時代劇。前半は、捕らえられたアメリカ漂流民の脱出劇にからむ、長崎の人々との交流物語。後半は、父の失踪の裏に隠れる陰謀を探るミステリー仕立ての展開。

脚本にも力がはいっているが、4回シリーズにしては、内容を盛り込みすぎ。とくに後半のミステリー部分が駆け足になってしまっている。それから後半の画面が暗くよく見えないため、話が少しわかりにくい。

主人公がオランダ語通訳という珍しい設定で、幕末国際ミステリーとして面白い時代劇。もう少し長いシリーズでつくれば更によかったと思う。

NHK総合
土曜ドラマ「わげもん~長崎通訳異聞~」(全4話)
2022年1月8日-1月29日
毎週土21:00-21:50