映画「ビバリーヒルズ・コップ」(1984)の感想。のりのりのエディ・マーフィー主演。

80年代を代表するアクション・コメディ映画。エディ・マーフィー主演。

エディ・マーフィー演じるデトロイトの刑事アクセルは、幼なじみが殺された事件を捜査すべく、単身でビバリーヒルズに赴く。強引とも思える方法で犯人たちに近づき、彼らの悪事のしっぽを捕まえようとする。

全体的に軽いノリのアクション刑事もの。壮絶な暴力や流血シーンはほとんどなく、銃撃戦もアクションを重視するだけ。

ただ、エディ・マーフィー自身の軽快なテンポが、作品に反映されていて、小気味よいくらいにテンポよくストーリーが進んでいく。

一見、おちゃらけているマーフィーが実は切れもので、頭の固い上役たちの鼻をあかすような大活躍。何というスカッとする設定か。水戸黄門の印籠シーンと同じような爽快感を味わえる。

気楽に観ることができ、気分も爽快。ヒット作の要素を備えた楽しめる作品。