ルパン三世 「プリズン・オブ・ザ・パスト」の感想。日本テレビ系金曜ロードSHOW!。

久しぶりにルパン三世を見た。金曜ロードショーで放送された「プリズン・オブ・ザ・パスト」。

ドルエンテ王国の監獄に貧しい人の味方フィネガンが収監されている。彼を助け出すためにルパン三世たちが乗り込む。他にも財宝を狙って泥棒たちが多数やって来るが、皆囚われてしまう。実はこの監獄では囚人たちの人身売買が行われていた。そして善人と思われたフィネガンには裏の顔があり、徐々に本性が明らかになっていく。

設定はなかなか面白い。何故か王国に捕らえられた義賊が死刑宣告を受けている。いかにも独裁国家を思わせる不気味な状況設定。そこに乗り込むルパン三世と悪党たち。中には鉄壁の軍事要塞。そして国家実体の謎。

ただ、流れは単調。前半はインディージョーンズ的な危機一髪の仕掛けだらけで平凡。後半の脱出劇は目新しいところはなく、延々とアニメアクションが続く。せっかく泥棒軍団が参加しているので、うまく絡ませれば、ストーリーに深みがでたのではと思う。

ルパン三世 「プリズン・オブ・ザ・パスト」
日本テレビ系

2019年11月29日 21:00 – 22:54