国際情勢

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テレビ

BS1スペシャル「世界で一番アツい日~キューバ・100万人の大行進~」

革命60周年を迎えるキューバの現状を伝えた特集番組。5月1日のメーデーには首都ハバナでパレードが行われ、100万人が参加する。カストロ世代から次の世代へ政権が変わり、変革のときにあるキューバ。医療と教育を無償で受けられる社会保障を現在でも維...

高橋 洋一、石平著「髙橋洋一&石平のデータとファクトで読み解く ざんねんな中国」書評感想

現在の中国が抱える負の面を数々の統計から指摘した本。米中貿易戦争の読み違いによって中国は追い込まれる。体制維持と改革の方向が相反していて袋小路となった経済。粉飾が常態化していて問題をしっかりと把握できない。過度な不動産投資への依存が重荷とな...

長谷川慶太郎著「2020長谷川慶太郎の大局を読む」書評感想

恒例の大局を読むは今年で最後になる。いつものように大局的な見地から本質的なところを指摘している。金融緩和は続くが実体経済よくない米中貿易戦争は中国が譲歩リブラが基軸通貨になることはない日本は自由貿易のリーダーになる北朝鮮はいずれ白旗をあげる...
外国語

宇野みどり著「ママとミシンとスワヒリ語 私のタンザニア物語」書評感想

著者はスワヒリ語通訳で翻訳家。1967年に青年海外協力隊員としてタンザニアに2年間赴任したのをきっかけに始まったタンザニアとの交流人生をまとめたもの。赴任時代の現地での体験や人々との交流は、読んでいて楽しい。当時のタンザニアの一般市民がどん...

エミン・ユルマズ著「米中新冷戦のはざまで日本経済は必ず浮上する」書評感想

テレビでもおなじみのトルコ人アナリストによる世界情勢と投資戦略についての本。米中の覇権争い、ブロック化、日本の復興、中東とアフリカ、投資戦略の各項目について、わかりやすく解説してある。前著に引き続いて、基本的には日本に好意的な内容。米中の新...
テレビ

NHKBS1「ミャンマー民主化の内側で アウンサンスーチーの真実」BS世界のドキュメンタリー

NHKBS1で放送されたデンマーク、フランス製作のドキュメンタリー。ミャンマーの民主化の星として登場したアウン・サン・スー・チー氏が、今ではロヒンギャ問題で苦境にあることはニュースで繰り返し伝えられている。民主化後も平服を着た軍人が依然とし...
テレビ

NHKBS1「よみがえる悪夢~1973年 知られざる核戦争危機~」

1973年の第4次中東戦争の裏で起きていた核戦争の危機。エジプトのイスラエル侵攻で始まった第4次中東戦争。当初の戦況はエジプト有利で進んだが、追い込まれたイスラエルに核兵器使用の危険性があることが察知される。そのため両国の後ろ盾である米ソに...

福島香織著「習近平の敗北」書評感想

習近平政権が直面する危機についてまとめた本。著者はジャーナリストで中国ウォッチャー。豊富な取材量に基づいた記事を発信続けている。実地の取材をもとにしているので、評論家的な概観論ではなく、ニュースのネタ主義で書かれている。現政権が抱える問題を...

吉田一郎著「国マニア」書評感想

世界の小さい国、珍しい国、ちょっとワケありの国などをまとめた本。それぞれ4ページくらいにまとめてある。バチカン、モナコくらいはミニ国家としてよく知られているが、世界には面積が小さいだけでなく、成り立ちが変わった国がたくさんある。そもそも国と...

茂木誠著「日本人が知るべき東アジアの地政学」書評感想

駿台予備校世界史講師の著者による東アジアの地政学本。地政学なので、生々しい話が多い。大国の力と力のぶつかり合いを、専門の歴史と地政学を関連させて説明してあり、大きな流れの中でポイントがつかむことができる。歴史と関連させると、こんなにもわかり...
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