NHKドラマ「アストリッドとラファエル2 文書係の事件録」第1話「ホシムクドリ」の感想。

ビルの高層階でミーティング中に弁護士が射殺された。外からの狙撃と思われたが、室内からの発砲であることをアストリッドはすぐに見破る。捜査を進めると、現場に落ちていたホシムクドリの死骸が、重要な手がかりであることがわかってくる。

いよいよ第2シーズンがスタート。最初からかなり凝った設定でスピード感ある進行。登場人物たちを調べるとヤバい裏の顔が現れ、それが互いにつながっていく。展開の面白さはこれまで通り。それを鋭く指摘するアストリッドの名探偵ぶりも健在。

同時進行で挿入される二人に関する物語も進み、過去がだんだんとわかってくる。今回初登場の新任検事は、なんとラファエルの元彼。ところが品行方正とはほど遠い一癖二癖ある人物で、ラファエルが選んだ相手に相応しくて笑える。

アストリッドが、分析的ではあるが冗談が言えるようになったのは微笑ましい。

アストリッドとラファエル1 文書係の事件録放送リスト