「わたしの外国語漂流記」書評感想

外国語学習に取り組んだ25人の体験談をまとめたもの。

収録されている外国語は、英語、スペイン語、中国語といったメジャーどころから、チェコ語、オランダ語、カンボジア語といったマイナー言語、更にプナン語、アカン語、グリーンランド語などの珍しいところまで。専門家だけでなく、仕事などを通して言葉を学ぶようになった方など、バックグラウンドはいろいろ。

それぞれが現地で実地に学ぶ奮闘ぶりや、本と格闘する様子が描写されている。どれも外国語を勉強する情熱が伝わってくる。

外国語学習には、苦労とともに楽しみもあることを改めて思わせてくれる本。