映画「パワー・ゲーム」(2013)の感想。

IT業界を舞台にした陰謀のサスペンス映画。

IT業界の二大巨頭はかっては師弟関係にあったが、今は袂を分かち対立する立場になっていた。その一方から産業スパイとして雇われた若手社員は、身分を隠して相手側に潜入する。トップの信頼を獲得したかに見えたが、そこにFBIが接触してくる。

ハリソン・フォードと ゲイリー・オールドマンというまさに巨頭の対決と、それに翻弄される若手の活躍という構図はいいと思う。ただ、リアム・ヘムズワース演じる若手の動きにメリハリが感じられない。いきなりトップと近しい位置に登用されたり、切れ者女性社員と簡単に深い関係になったりと、都合のよい展開ばかり。FBIもいきなり登場して、うまい具合に大物をお縄にする。少し脚本的に詰めが甘いと思う。

予想できるサスペンス感、そのままに話が進んでしまいあっという展開もない。骨組みはしっかりあるのに、それを生かし切ってないような作品。