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囲碁将棋

藤沢秀行著「勝負と芸」書評感想

1990年発行。藤沢秀行が自らの囲碁人生を綴ったもの。藤沢秀行というと、破天荒な人生を送った棋士という印象があるが、あまり突飛なところは触れられていない。生まれから修業時代、青年棋士としての活躍、そしてトップを争う時代の激闘など、興味深い話...
投資

澤上篤人著「大暴落!」書評感想

著者はさわかみファンドの創設者で、少し前まではテレビでよく見かけた方。投資法は一貫していて、安いところで買って高くなったら売る。とくに暴落が起きたときに、喜んでポジションを増やすというスタイル。いわゆる長期投資。とくに、暴落時が絶好の買い場...

外山滋比古著「思考の整理学」書評感想

受験勉強的な暗記一辺倒な学習から一歩進めて、自分の頭で考えるための指標となるアドバイスがまとめてある。思考についての、醗酵、触媒、セレンディピティ、拡散と収斂など。どれもなるほどと思え、今までに聞いたことのあるような項目が並んでいる。アイデ...
投資

相場師朗著「究極の神チャート術」書評感想

著者が推奨するサインをもとにした、株式トレード方法の解説。著者の本は何冊も読んでいる。これまでは、著者独自のサインの解説が中心であったが、今回はそれらのサインを使った実践トレードの解説が主になっている。絶好のタイミングを3つのサインをもとに...
PC

高橋洋一著「高橋洋一式デジタル仕事術」書評感想

元大蔵官僚の著者によるデジタル仕事術。前半はスマホを使った情報収集。後半はグラフを使ったデータ分析。マスコミやYoutubeで積極的に情報発信している著者が、どんな方法を使っているのかは興味深い。実はかなりシンプル。2台のスマホを駆使して必...

藤原伊織著「テロリストのパラソル」書評感想。江戸川乱歩賞と直木賞ダブル受賞作。

1995年の江戸川乱歩賞と1996年の直木賞を同時受賞した話題作。だいぶ前に一度読みかけたが、忙しくなってそのままにしておいた。しばらくぶりに読み直してみた。主人公は、新宿中央公園で起きた爆弾事件の現場に偶然居合わせる。テロの犠牲者の中に、...

内藤陽介著「世界はいつでも不安定」書評感想

メディアから発信される国際ニュースは、その裏にある状況まで深読みしないと、表面的な理解だけで終わってしまう。そういった裏にある真実をズバッとわかりやすく解説してある。アメリカ、中国と香港、中東、ロシアとトルコの4つを軸にして、それぞれの地域...
外国語

今井むつみ著「英語独習法」書評感想

認知科学にもとづいた合理的な英語独習法。帯に「楽してではなく」「英語の達人になろう」とあるように、要求するレベルがかなり高い学習法だ。基本は、氷河に例えて、見えない部分にあるスキーマを含めて学習すること。スキーマとは、ある事柄についての枠組...
外国語

上乃久子著「純ジャパニーズの迷わない英語勉強法 増補版」書評感想

著者は、ニューヨークタイムズの記者。留学や海外勤務なしに日本で英語の勉強をして、英語を使う様々な職業でキャリアを積んで、今の仕事についた経歴を持つ。ニューヨークタイムズに署名入りの記事を書いている人なので、英語の達人には間違いないと思う。そ...
外国語

野口悠紀雄著「「超」英語独学法」の書評感想

「超」整理法の野口悠紀雄先生による英語学習法についての本。著者は、以前から英語学習については、いろんなところで書いている。基本的には、ほぼ同じ内容になる。どのレベルの英語を目標にするのか、社会人の英語は専門用語が必要、文章の丸暗記、話すより...
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