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橋下徹著「異端のすすめ」書評感想

元大阪府知事の著者による半生記と人生論。政治的な話ではないし、あまり難しいことは言わない。オレはこうやってきたという信念と行動の本。何よりも行動、そしてそれを支えるしっかりとした戦略。テレビに出たのも選挙に出たのも、こういった信念の裏づけが...
投資

相場師朗著「株の技術大全」書評感想

著者の株について技術を総まとめしたような本。著者が、数々の著書で書いてきたチャートを使ったトレード手法を、難易度順にコンパクトにまとめてある。7つ道具と3つシグナルをベースに、著者独自の命名による手法を、初級から中級、更に上級にいたるまで事...
投資

笹田喬志著「鉄壁FX」書評感想

統計学をもとにしたFX投資手法の解説本。統計にもとづいて勝てるところのみを狙い、年利20%くらいを狙った手堅い方法。基本的には、トレンドに沿ってサポレジ転換からの上昇下落を使っている。更に、移動平均線やチャートパターン、ダウ理論、MACD、...

筒井康隆著「老人の美学」書評感想

SF界の巨匠が老人の美学について語った本。本書でもたびたび言及される著者の「敵」を以前読んだことがある。まだまだ元気はあるが、老境に踏み込んでしまった主人公の悲哀をユーモアを交えて描いた作品だ。それからだいぶ時が経って、著者もかなりの高齢に...

伊東順子著「韓国現地からの報告」書評感想

韓国で起きた事件について、2014年から2020年にかけてネットに掲載された記事をまとめたもの。この間の韓国は、セウォル号沈没、朴槿恵大統領弾劾、文政権誕生、チョグク前法相のスキャンダル、慰安婦徴用工問題など、次々と大きな事件が起きている。...

大隅洋著「日本人のためのイスラエル入門」書評感想

現役外交官によるイスラエルの現状についての解説本。外交的な情報戦という側面ではなく、正面から見て現在のイスラエルはどういう国なのかという視点から書かれている。一昔前までは、イスラエルと言うと、アラブとの関係においての見方が中心だったが、今で...
外国語

横山雅彦著「英語バカのすすめ」書評感想

本気になって英語に取り組んだ著者の英語半生記。英語バカのすすめと著者が言うように、自身をロールモデルとして書かれた本格派の英語学習本になると思う。ただ、道を究めるための厳しい苦行の記録というよりも、悪戦苦闘しながら英語の勉強に邁進した波瀾万...

堀井憲一郎著「いますぐ書け、の文章法」書評感想

文章読本という分類になるのだろうが、ふつうの本とは切り口が違っている。接続詞がどうとか、句読点の打ち方がどうとかという話ではなく、実践的な心構えといった内容。それも常識と思っていることをはっきりと否定してくれる。著者の言いたいことは明確だ。...
外国語

「わたしの外国語漂流記」書評感想

外国語学習に取り組んだ25人の体験談をまとめたもの。収録されている外国語は、英語、スペイン語、中国語といったメジャーどころから、チェコ語、オランダ語、カンボジア語といったマイナー言語、更にプナン語、アカン語、グリーンランド語などの珍しいとこ...
投資

渡辺将基著「マネ凸 お金を増やす最強の思考法」書評感想

若い成功者たちにお金の価値観についてインタビューした本。具体的にお金の稼ぎ方を伝授するような内容ではない。だが、考え方は共通したものがある。起業家のように実業の世界で成功している人たちは、お金よりもやりたいことやり、その結果お金がついてくる...
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