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シェイクスピア著「マクベス」の感想。運命のまわりで踊る人間の悲劇。

四大悲劇の中では一番短い作品。黒澤明監督の「蜘蛛巣城」の原作。スコットランドの武将マクベスは、森の中で魔女たちに出会う。彼女たちは彼が王になると予言する。夫人にその話をすると、主君の誅殺をそそのかされる。それを実行し望みどおり王になったマク...
外国語

「フランス語立体読解術」は読解力養成に最適。

フランス語の読解学習本。仏検2級準備レベルから1級レベルが対象。20世紀の日本の話題を、年ごとに100年間で20テーマを取り上げたもの。記事が日本の近現代史に関するものなので、それなりの一般常識くらいの知識でも、とっつきやすい。それでも、表...

シェイクスピア著「リア王」の感想。道化になりきった人たちの滑稽な悲劇の物語。

シェイクスピアの四大悲劇のひとつ。黒澤明監督の「乱」の原作にもなった作品。リア王は退位を前にして、国を3人の娘に分け与えるとことにする。長女と次女は心にもない言葉で父を喜ばせたが、三女は素直な物言いをしたため勘当されてしまう。退位後、長女と...

シェイクスピア著「ハムレット」の感想とあらすじ。

シェイクスピアの四大悲劇のひとつ。"To be, or not to be, that is the question"の台詞で有名。舞台はデンマーク。先代の王の子であるハムレットが主人公。亡き父の亡霊が現れ、父の死が王位を継いだ叔父による...
外国語

白水社の雑誌「ふらんす」はフランス語学習とフランスの雰囲気を味わうには最適。

毎月購読しているフランス語の学習雑誌「ふらんす」。内容はフランス関連の記事とフランス語の学習記事。フランス語圏の文化や芸術、映画、スポーツ、日常などいろんなトピックスを扱っている。これくらいフランスの香り漂う雑誌は珍しく、フランス好きにとっ...

エラリイ・クイーン著「十日間の不思議」の感想。楽しめる心理ミステリー。

クイーンの作品にはたびたび登場する架空の町ライツヴィルを舞台にした第3話。クイーンは、知り合いの彫刻家から、記憶喪失のあいだに犯罪を犯したのではとの相談を持ちかけられる。彼の故郷を訪れると、盗難事件と脅迫事件が立て続けに起きる。複雑な家族関...

橋下徹著「異端のすすめ」書評感想

元大阪府知事の著者による半生記と人生論。政治的な話ではないし、あまり難しいことは言わない。オレはこうやってきたという信念と行動の本。何よりも行動、そしてそれを支えるしっかりとした戦略。テレビに出たのも選挙に出たのも、こういった信念の裏づけが...
投資

相場師朗著「株の技術大全」書評感想

著者の株について技術を総まとめしたような本。著者が、数々の著書で書いてきたチャートを使ったトレード手法を、難易度順にコンパクトにまとめてある。7つ道具と3つシグナルをベースに、著者独自の命名による手法を、初級から中級、更に上級にいたるまで事...
投資

笹田喬志著「鉄壁FX」書評感想

統計学をもとにしたFX投資手法の解説本。統計にもとづいて勝てるところのみを狙い、年利20%くらいを狙った手堅い方法。基本的には、トレンドに沿ってサポレジ転換からの上昇下落を使っている。更に、移動平均線やチャートパターン、ダウ理論、MACD、...

筒井康隆著「老人の美学」書評感想

SF界の巨匠が老人の美学について語った本。本書でもたびたび言及される著者の「敵」を以前読んだことがある。まだまだ元気はあるが、老境に踏み込んでしまった主人公の悲哀をユーモアを交えて描いた作品だ。それからだいぶ時が経って、著者もかなりの高齢に...
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