石坂洋次郎原作。石原裕次郎、吉永小百合出演。
何度も映画化、ドラマ化されている作品。原作はだいぶ時代をさかのぼるので、後の青春ドラマとは違っているが、若い男性教師と女学生の関係を軸にした青春ものであることには変わりない。颯爽と登場する教師役の石原裕次郎は、役柄も役柄であるので、教師というスタンスを崩さないので無難に演じているという感じがする。
こういう話でキーとなるのは、やはり女学生。吉永小百合はうまいと思う。女子高校生の天真爛漫な感じと男性教師に向ける小悪魔的な雰囲気、そして家庭環境に悩む様子のそれぞれをうまく演じ分けている。当時、17歳なので、さすがだと言えるだろう。
それから浅丘ルリ子演じる同僚教師も絡んで、先の展開が読めない。ほろ苦いクライマックスだが、それでも吉永小百合の明るさに元気づけられるような映画だ。

