ミステリー

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アンソニー・ホロヴィッツ著「ヨルガオ殺人事件」書評感想

ベストセラーを連発するホロヴィッツによる新作。同著者の「カササギ殺人事件」の続編になる。【関連記事】アンソニー・ホロヴィッツ著「カササギ殺人事件」書評感想「カササギ殺人事件」の主人公であった元編集者のもとをイギリスから裕福な夫妻が訪ねてくる...

リチャード オスマン著「木曜殺人クラブ」の書評感想。(ネタバレ)

最近話題になっているイギリスのミステリー。タイトルに惹かれて読んでみた。イギリスの老人施設に、未解決事件の調査を趣味とするグループがあった。施設の関係者が殺された事件の解決の乗り出す。引退老人たちが主役で、ユーモラスなミステリー。お気楽な安...

松本清張著「十万分の一の偶然」の感想。(ネタバレ)

1980年に週刊文春に連載された松本清張ミステリー。東名高速道路で起きた衝突事故を捕らえた写真が、新聞社主催の報道写真最高賞を受賞した。十万分の一の偶然を捕らえたようなものであったため、犠牲者の婚約者が不審を抱き、事件の真相を探る。タイトル...
映画

映画「ロープ」(1948)の感想。ヒッチコック監督の異色作。

ヒッチコック監督による異色サスペンス。舞台劇のような構成で、ほぼ全編ワンカットでつくられている。頭脳明晰な学生2人は、自分たちの優秀さを示すために、アパートの一室で同級生を殺害してしまう。そこに被害者の父、恋人、恋敵、恩師を招いて、パーティ...
テレビ

ドラマ「山之内家の惨劇」の感想。(ネタバレ)源氏三代をモチーフにしたサスペンス。

1983年TBS製作のサスペンスドラマ。原作は檜山良昭。スカパーで放送があったので視聴してみた。財閥山之内家の当主が鶴岡八幡宮で殺害された。捜査を進めると、一族には会社の経営権をめぐる確執があり、前社長も死亡していた。当主が鎌倉時代の研究を...
テレビ

韓国ドラマ「リセット〜運命をさかのぼる1年〜」の感想。(ネタバレ)傑作ミステリー。

時空をこえたミステリー。精緻な構成でミステリーとしては傑作。謎の女性精神科医に集められた男女8人。1年前にタイムワープをして未来を変え、完璧な人生を目指すことになる。参加者たちはやり直しの生活を始めるが、次々に謎の死をとげていく。主人公の刑...

乾くるみ著「イニシエーション・ラブ」の感想。(ネタバレ)。読者への挑戦状。

ちょっと変わったミステリー。最後から2行目に核心を突くセリフが飛び出す。合コンの席で知り合った若いふたり。次第に距離を狭めていって、カップルになる。しかし、彼の方が東京転勤となり、次第に疎遠になっていく。字面を読んでいくだけでは、ただの恋愛...
映画

映画「知りすぎていた男」(1956)の感想。ヒッチコック監督のサスペンス作品。

ヒッチコック監督によるサスペンスミステリー。ドリス・デイが歌う「ケ・セラ・セラ」で有名。モロッコに観光に来ていた医師一家は、バスの中で貿易商と知り合う。しかし、彼は市場で謎のメッセージを残して刺殺されてしまう。その後、知り合ったばかりの不審...
映画

映画「ダイヤルM」(1998)の感想。「ダイヤルMを廻せ! 」のリメイク作品。

ヒッチコック監督の「ダイヤルMを廻せ! 」のリメイク作品。犯人の投資家は、事業に失敗し破産寸前に陥っていた。そこで妻の財産を狙い、妻の浮気相手に殺害を依頼する。完全犯罪を目論で計画を実行にうつすが、思いもしない展開になる。オリジナル版と比べ...
映画

映画「私は告白する」(1953)の感想。ヒッチコック監督作品。

ヒッチコック監督によるサスペンス映画。モンゴメリー・クリフト主演。神父の主人公は、教会で働く男から殺人の告白を受ける。その事件の捜査で犯人が僧衣を着ていたいことなどから、神父が容疑者として起訴されてしまう。不利な証拠が次々とあらわれ、裁判で...
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