テレビ NHKドラマ「アストリッドとラファエル3 文書係の事件録」第2話「死を忘るなかれ」の感想。 修道院内で修道士が刺殺される。ラファエルたちが身元を調べると、彼のような人物は存在しないことがわかる。経歴をたどっていくと、ブルキナファソの修道院に滞在していた。しかしなかなか事件との関連を見いだすことができない。今回は、偽名を使っていた被... 2023.07.31 テレビ
テレビ NHKドラマ「アストリッドとラファエル3 文書係の事件録」第1話「フィクションの天才」の感想。 第3シーズンがスタート。天文物理学者の遺体が天文台で見つかる。雷に打たれたあとがあったが、雷の発生はなかった。被害者には、記者会見で衝撃的な発表をする予定があった。ラファエルは、被害者宅に忍び込んだ不審な女性を、証拠不十分ながら逮捕する。そ... 2023.07.24 テレビ
本 江戸川乱歩編「世界短編傑作集 3 」の感想。 今回は、ほぼ1925年あたりに発表された作品が多い。そして傑作ぞろい。100年前にこのレベルがあったのかとため息がでるくらいだ。よかったのは、堕天使の冒険茶の葉偶然の審判二壜のソース夜鶯荘完全犯罪「堕天使の冒険」は実話がベースになっていると... 2023.07.15 本
テレビ NHKドラマ「アストリッドとラファエル2 文書係の事件録」第8話「無実の罪」の感想。 第2シーズンの最終回。今回も傑作。脱獄犯がアストリッドに取り入り、犯罪資料局に立てこもる事件が発生する。人質になったアストリッドとラファエルは、解放後も共謀を疑われ取り調べを受けることになる。二人は拘留中の身でありながら、無実を訴える脱獄犯... 2023.07.10 テレビ
本 鮎川哲也著「白の恐怖」の感想。 鮎川哲也による1959年刊行のミステリー。雪山の邸宅に閉じ込められた人々。彼らは資産家の遺産相続のために集まった従兄弟たちで、外界から孤立しているあいだに次々に殺されていく。「そして誰もいなくなった」のように、閉じられた空間での連続殺人で、... 2023.07.08 本
本 江戸川乱歩編「世界短編傑作集 2 」の感想。 第2集は、1900年代の初頭1/4世紀くらいの時代に発表された作品が集められている。どれも凝っていて面白い。凝り過ぎだと思うようなものもある。とくに面白かったのは、赤い絹の肩かけオスカー・ブロンズキー事件ブルックベンド荘の悲劇「赤い絹の肩か... 2023.07.06 本
テレビ NHKドラマ「アストリッドとラファエル2 文書係の事件録」第7話「ヘルメス文書」の感想。 毎回質の高い話を楽しませてもらっているが、今回はその中でもまれに見る傑作エピソード。あまりの出来のよさに驚いてしまった。古文書の競売の最中に競売吏が毒殺され、ポケットからタロットカードが見つかる。アストリッドは写本が偽物であることをすぐに見... 2023.07.03 テレビ
本 江戸川乱歩編「世界短編傑作集 1」の感想。 江戸川乱歩による世界の傑作短編推理小説集。第1集は、1960年代から20世紀初頭までの作品が集められている。旧さは感じるが、江戸時代末から明治にかけて、こんな作品が創られていたのかと驚いてしまうくらいのレベルだ。その中でもよかったのはダブリ... 2023.06.30 本
テレビ NHKドラマ「アストリッドとラファエル2 文書係の事件録」第6話「ゴーレム」の感想。 マンションの一室でIT企業の役員が殺された。彼はユダヤ教徒で、現場には粘度の人形ゴーレムにより殺されたかのような痕跡があった。ラファエルたちがその企業に赴くと、共同経営者が行方不明になっており、後日錯乱した状態で会社に現れた。今回は、ユダヤ... 2023.06.26 テレビ
本 アイザック・アシモフ著「黒後家蜘蛛の会5」の感想。 黒後家蜘蛛の会の最終集。マンネリ化はあるが、よい作品も収録されている。よかったのは、待てど暮らせどひったくり封筒アリバイこの中では、「封筒」がシンプルでいい。「待てど暮らせど」もありがちな盲点をついたもの。「ひったくり」はスパイもの風のテイ... 2023.06.25 本