ミステリー

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映画

映画「警視庁物語 顔のない女」(1959)の感想。

1959年制作。「警視庁物語」シリーズの第9話。 モノクロの刑事もので、映像に映る当時の街並みなどを見ているだけでも時代を感じる。今のテレビの刑事ドラマシリーズの元祖になるような作品。当時はテレビがまだ普及していなかったので、映画によるシリ...

エラリー・クイーン編「犯罪文学傑作選」の感想。

エラリー・クイーンによるアンソロジー。世界的文豪やノーベル賞受賞者など、ビッグネームによるミステリー作品が収録されている。ミステリーとは言っても、探偵が登場したり、謎解きをしたりするわけではなく、犯罪絡みのエピソード。 ヘミングウェイの「殺...

江戸川乱歩編「世界短編傑作集 5 」の感想。

第5集は、江戸川乱歩編としては最終巻。年代を経ているせいか、ミステリーの幅が広がっていて、バラエティに富んだ作品集になっている。ヒッチコック劇場のようにウィットに富んだ不気味なもの、心理劇で読ませるものなど、なかなか楽しめる。 気に入ったの...
テレビ

TBSドラマ「VIVANT」(全10話)の感想。(ネタバレ)U-NEXTで一気に観た。

TBSの話題のドラマ「VIVANT」。世間の話題になるまで知らなかったので、最終回を待ってU-NEXTで一気に視聴してみた。 ハリウッドの「ボーン」シリーズのような謀略ものに、人間愛のドラマを加えたようなストーリー。テンポがよくて、毎回謎を...
テレビ

NHKドラマ「アストリッドとラファエル3 文書係の事件録」第8話「オオカミを追え」の感想。

シーズン3の最終回。アストリッドの父の謎が明らかになった。 廃墟でスーツ姿の路上生活者の遺体が見つかった。捜査を進めると、過去にも3人が殺されていたが、警察は突っ込んだ捜査を行っていなかったことがわかる。更に、殉職したアストリッドの父の死と...
テレビ

NHKドラマ「アストリッドとラファエル3 文書係の事件録」第7話「悪の華」の感想。

植物園で管理責任者が遺体で発見される。猛毒の樹液で顔の皮膚がただれていたが、直接の死因はその前に毒を盛られていたことだとわかる。植物学の専門家だった被害者は、兄に管理をまかせている自らの農園で研究に打ち込んでいた。経歴を調べると製薬会社に勤...
テレビ

NHKドラマ「アストリッドとラファエル3 文書係の事件録」第6話「黄金の血」の感想。

写真家が心臓にくいを打ち込まれて死亡しているのが発見された。奇妙なことに、体内から血液がすべて抜き取られていた。被害者は、黄金の血と呼ばれる希少な血液型を持っており、東欧マフィアから多額の借金をしていたことがわかる。 悪魔の仕業を思わせる心...

江戸川乱歩編「世界短編傑作集 4 」の感想。

第4集は、バラエティに富んだ作品が集められている。 よかったのは 殺人者 信・望・愛 いかさま賭博 銀の仮面 「殺人者」はミステリーとは言えないかもしれないが、さすがにヘミングウェイと言える筆力だ。「信・望・愛」は、おとぎ話のようなサスペン...
テレビ

NHKドラマ「アストリッドとラファエル3 文書係の事件録」第5話「パリ東駅」の感想。

パリ東駅で勤務中の男が射殺された。その近くに彼の自閉症の息子が母親と一緒に駅に来ていたが、母が行方不明になっていた。息子はコミュニケーションがうまくとれないため、現場の状況を聞き出すことができない。ラファエルたちは防犯カメラの映像を確認する...
テレビ

NHKドラマ「アストリッドとラファエル3 文書係の事件録」第4話「開かれた部屋」の感想。

精神科病院で患者が死亡した。事故死だと思われたが、かってアストリッドたちに逮捕された囚人から殺人を示唆する手紙が届く。現場に再度赴いて調べると、指の骨折が外傷によるものだとわかる。殺人の線で捜査を進めると、密室殺人の謎が立ちふさがる。 今回...
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