藤井聡太七段活躍中
先日の新人王戦で、藤井聡太七段が16歳2ヶ月で最年少新人王となった。デビュー以来驚異的な成績で勝ちまくっている藤井七段。レーティングもほとんどトップ棋士と同じくらいまで上がっている。
対局中にうどんやカツ丼を食べたなど、ワイドショー的な興味はないが、今後の対局予定や対戦相手はいつもチェックしている。もちろん2chも。唯一残念なのは、NHK杯では既に敗れ、今年度はテレビで見ることができないことだ。
次々と新しい記録をつくっている藤井七段だが、まだ高校生の16歳。次は最年少タイトル獲得の期待がかかる。
最年少タイトル記録は?
ここで最年少タイトル獲得記録と最年少タイトル挑戦記録を見てみよう。(タイトルの最年長記録は、前回の記事にまとめてあります。)
最年少タイトル獲得記録
1 屋敷伸之 18歳6ヶ月 棋聖 1990年
2 羽生善治 19歳 2ヶ月 竜王 1989年
3 渡辺明 20歳8ヶ月 竜王 2004年
4 中原誠 20歳10ヶ月 棋聖 1968年
5 谷川浩司 21歳2ヶ月 名人 1983年
2 羽生善治 19歳 2ヶ月 竜王 1989年
3 渡辺明 20歳8ヶ月 竜王 2004年
4 中原誠 20歳10ヶ月 棋聖 1968年
5 谷川浩司 21歳2ヶ月 名人 1983年
最年少タイトル挑戦記録
1 屋敷伸之 17歳10ヶ月 棋聖 1989年
2 羽生善治 19歳2ヶ月 竜王 1989年
3 渡辺明 19歳4ヶ月 王座 2003年
4 加藤一二三 20歳3ヶ月 名人 1960年
5 中原誠 20歳3ヶ月 棋聖 1967年
2 羽生善治 19歳2ヶ月 竜王 1989年
3 渡辺明 19歳4ヶ月 王座 2003年
4 加藤一二三 20歳3ヶ月 名人 1960年
5 中原誠 20歳3ヶ月 棋聖 1967年
このように最年少タイトル獲得記録までには、まだ2年くらい余裕がある。
最年少タイトル挑戦記録を見ると、このトップ5の中でタイトルを獲得したのは、羽生竜王のみだ。挑戦者になっても、獲得するのはなかなか難しいようだ。