映画「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」(2002)レオナルド・ディカプリオ主演の感想

レオナルド・ディカプリオ、トム・ハンクス出演。60年代に実在した小切手詐欺師を扱った作品。

ディカプリオ演じる青年詐欺師は、パイロット、弁護士、医師などになりすまし、偽造小切手で世界各地に詐欺事件を起こす。トム・ハンクスのFBI捜査官は、彼を追い続け、ついに逮捕する。その後、更生のために援助し、詐欺師はFBIで偽造詐欺の捜査に協力するようになる。

詐欺自体は、実話をもとにしているので「スティング」のような大がかりなものではない。軽快に詐欺を続けながら渡り歩く、コメディタッチのストーリーが楽しい。

見どころは、ディカプリオとハンクスの演技。家族の愛情に飢えるディカプリオの表情と、ハンクスとのやりとりはさすが。結局、ふたりは似たもの同士で、心に通じるものがあるという話。楽しい作品だ。