陳満咲杜著「FXチャートの読み方 」書評感想

どんな本?

テクニカルによるFXのトレード手法の本。使うのは、プライスアクションと移動平均線を改良したGMMA。

どんな手法か?

プライスアクションは値動きによる生成されるローソク足動き。その背景にある損益事情も考える。ヒゲ、ピンバー、スパイクなど。だましも重要なシグナルとなる。

更にGMMAという筆者推奨の移動平均線で、トレンドや勢いをみる。鰯、鯨、トビウオ、キャシャロットなどの呼び方で、重要なポイントをパターンを分けをしている。

これらと市場の動向などを総合的にみるトレード手法。ポジションの取り方は、打診買いから始める分割買い。

具体的に売買のポイントを「秘伝の18シグナル」として公開してある。

まとめ

トレンドをGMMAではかり、プライスアクションでポイントを見極め、分割でポジションをとる。基本に忠実な方法。

GMMAはトレンドの方向と勢いがひと目でわかりやすく、なかなかよいツール。

GMMAとプライスアクションは使いこなせるようになるまで、少し経験が必要だと思う。パターン化を覚えるつもりで「秘伝の18シグナル」を利用して、似たものをさがすのがよいかもしれない。