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映画「情婦」(1957)の感想。名優たちが演じるクリスティーの「検察側の証人」。

原作はアガサ・クリスティー短編「検察側の証人」。富豪未亡人殺害事件の容疑者が、老弁護士に弁護を依頼する。容疑者の妻は夫のために証言台に立つが、身内によるアリバイの証明は難しい。だが、妻は思わぬ行動にでる。往年の映画全盛時代を思わせる洗練され...
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映画「眠狂四郎殺法帖」(1963)市川雷蔵主演。眠狂四郎シリーズ第1作。

市川雷蔵主演の眠狂四郎シリーズ第一作。加賀藩の密貿易に絡む陰謀に眠狂四郎が巻き込まれる。密貿易の証拠となる通行手形を豪商に握られて窮地に立った加賀藩主。奥女中を間者として眠狂四郎のところに送り込み、手形を取り返そうとする。唐人の少林寺拳法の...
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映画「嘘八百」(2018)の感想。中井貴一主演の骨董詐欺コメディ。

中井貴一と佐々木蔵之介主演の詐欺コメディ。しがない古物商と腕は良いがくすぶっている陶芸家が組んで、幻の利休茶碗の贋作で一儲けしようと企む。詐欺の手口が単純過ぎて、だましだまされる展開になっていないのは残念。一応、大御所鑑定士の理不尽な仕打ち...
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映画「バルカン超特急」(1938)の感想。クラッシックな娯楽サスペンス作品。

ヒッチコックのイギリス時代の作品。原題は、"The Lady Vanishes"。邦題のつけ方のセンスが光り、先ずタイトルに魅了されてしまいそうだ。ヨーロッパの架空の国パンドリカを走る国際列車。ヒロインのアメリカ人女性は、車内で知り合った老...
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映画「海外特派員」(1940)の感想。ヒッチコック監督の楽しいサスペンス活劇。

ヒッチコックがアメリカに渡り、「レベッカ」に続いてつくった作品。当時は戦時下で、ナチスドイツの時代。ヒトラーの側近ゲッペルス宣伝相もこの映画を観たという。第二次世界大戦直前に、アメリカの新聞社からヨーロッパに特派員として派遣された主人公。目...
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韓国映画「パラサイト 半地下の家族」(2019)の感想。ポン・ジュノ監督作品。(ネタバレ)

ポン・ジュノ監督の新作「パラサイト 半地下の家族」を封切り初日に見てきた。韓国語の原題は「寄生虫」。ソウルの半地下の住居に住む4人家族。息子が家庭教師としてお金持ちの家に入り込む。続いて娘が美術教師として入る。更に家政婦と運転手をうまく追い...
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映画「ステキな金縛り」(2011)三谷幸喜監督、深津絵里主演のコメディ。

三谷幸喜監督のコメディ映画。深津絵里がダメ弁護士を演じる。妻殺しの容疑者となった無実の夫から弁護を依頼された三流女性弁護士。実は夫にはアリバイがあり、事件時刻には落ち武者幽霊によって金縛りになっていた。その落ち武者を証人にして無罪を勝ち取ろ...
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映画「マスカレード・ホテル」(2019)の感想。東野圭吾原作、木村拓哉、長澤まさみ出演のミステリー。

東野圭吾原作、木村拓哉、長澤まさみ出演のミステリー作品。3件の予告殺人事件が起き、手がかかりとなる暗号から第4の殺人は高級ホテルで起こるのではと考えられた。そのため捜査員がホテルスタッフとして配置され、警戒態勢をとる。トリックはかなり凝って...
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韓国映画「殺人の追憶」(2003)の感想。ポン・ジュノ監督の傑作。

しばらく前に、韓国映画をよく見ていた時期があった。そのときに一番の傑作だと思ったのがこの作品。80年代に実際に韓国で起きた連続殺人事件がもとになっている。迷宮入りとなっていた事件だが、昨年その犯人と思われる男が逮捕されて、韓国社会では大きな...
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映画「清洲会議」(2013)三谷幸喜監督作品。歴史ファンにとっては傑作映画。

年越しは楽しい映画でと思い、選んだのは「清洲会議」。三谷幸喜原作、監督で、本能寺の変直後の清洲会議を題材にしたコメディ作品。冒頭であっという間に本能寺の変から中国大返し、山崎の合戦が終わる。そして清洲城で織田家の重臣たちのよる会議が始まる。...
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