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外国語

五味洋治著「英語と中国語 10年後の勝者は」の書評感想。

言語から見た米中の覇権争いのレポート。中国語、英語、そして日本語についての記述もある。 国際語としては英語一極支配で間違いないが、そこに中国語が割っては入いれるのか。米中の争いはあらゆる分野でも繰り広げられているが、言葉については英語の地位...

小田中直樹著「フランス7つの謎」の書評感想。

2005年発行で少し古い本になるが、今のフランスに感じる疑問の答えを根本的なところからわかりやすく説明してある。 自由平等博愛の国、文化大国、ファッションとグルメの国などが一般的なフランスのイメージだろう。少しフランスを調べたり、ニュースを...

四角大輔著「超ミニマル主義」書評感想。

部屋にものがあふれていて、どうにかして整理しなければならないと思っているが、なかなか進まない。何か片付けのヒントになるような本はないかと思い、手に取ったのがこの本。 かなり厚い本だ。中身も本格的。ただの片付けのためのお助け本ではなく、ムダを...

西村京太郎著「殺しの双曲線」の感想。(ネタバレ)

西村京太郎と言えばトラベルミステリーだが、この作品は本格ミステリー小説。 アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」のプロットを使っている。更に、メイントリックが双生児であることを利用していることを予め明らかにして、読者への挑戦スタイ...
外国語

三輪裕範著「ニュース英語」の読み方の感想。

著者は元商社マンで、40年にわたって英語雑誌からニュース英語を学んできた。その経験から、ニュース英語を読むためのポイントをまとめた本。 ニュース英語の特徴をあげて、読むときに注意すべきポイントをあげている。しかしそれを万能のルールとしてとり...

落合陽一著「忘れる読書」の感想。

若手のオピニオンリーダーとして活躍中の著者が書いた読書論。半分は読書の方法論で残り半分は影響を受けた本の書評。 一言で言うと、とにかく読んで読んで読みまくるといったスタイル。もちろん思考体力をつけるためであったり、気づく力をつけるためであっ...

エラリイ・クイーン「Zの悲劇」の感想。探偵ドルリー・レーンの第3弾。

XとYはだいぶ昔に読んだが、Zと最後の事件がまだ残っていた。ということでZの悲劇を手にとってみた。 黒い噂がある州上院議員が刺殺された。刑務所を出所したばかりの元受刑者が逮捕され、死刑判決を受ける。男は無実であると確信するドルリー・レーンは...

ウイルキー・コリンズ著「月長石」の感想。150年前のミステリー小説。

以前は大きな書店のミステリーコーナーでは必ずと言っていいほど見かけた本。最近では目にすることもなくってしまった。前書きを読むと面白そうなので、何度となく読んでみようと思ったが、その厚さにひるんで今日まで未読のままだった。最近、古本を入手して...
外国語

黒田勝弘著「韓国語楽習法」の感想。

著者はソウル在住の産経新聞記者。長年にわたって韓国からニュースを発信続けている韓国通のジャーナリスト。 「韓国語楽習法」韓国語の学習法というより、体験をもとにした韓国語に関する四方山話。 アジョシやアガシなどの微妙な使い方の変遷、アルファベ...

バルドゥイン・グロラー著「探偵ダゴベルトの功績と冒険」の感想。オーストリアのコナン・ドイル。

20世紀初頭のウィーンが舞台。素人探偵ダゴベルトは、社交界で起きる様々な事件を解決する。全9編の短編集。 オーストリア帝国末期の上流階級が舞台というだけでも変わっている。この時代の社会や出来事が詳しく触れられているわけではない。ただ、貴族階...
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