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外国語

中川浩一著「総理通訳の勉強法」の感想。

元外交官で総理のアラビア語通訳であった著者による英語の勉強法。英語脳をつくるという最近流行の勉強法の逆をいく方法。つまり、日本語から英語に置き換え、更によりよい英語表現へ言い換えるという流れ。アウトプットに主眼を置いた考えだ。知らないことは...

高村薫著「リヴィエラを撃て」の感想。

著者によるスパイ小説の代表作。アイルランド、イギリス、香港、日本と移り変わる壮大な物語だ。乾いた筆致と精密な描写は、まるでジョン・ル・カレを読んでいるような気分になる。とくに前半のIRAのテロリストたちの部分は迫力がある。親切な説明はないの...

高木彬光著「死神の座」の感想。

神津恭介が活躍する本格推理もの。神津恭介は、避暑のために軽井沢を訪れる車中で奇妙な女性と出会う。女性は不思議なことばを残し立ち去ると、ホームで男を平手打ちにして姿を消す。軽井沢に着いてみると殺人事件が発生し、恭介は警察に協力することになる。...

ジョン・ル・カレ著「ナイロビの蜂」の感想。

アフリカを舞台に製薬業界の闇を題材にしたサスペンス。スマイリーシリーズと比べると、だいぶ読みやすい。ケニア駐在のイギリス人外交官の妻が出先で惨殺される。夫のジャスティンは、その真相を探ろうと自ら捜査に乗り出す。すると今まで知らなかった妻の活...

小川哲著「言語化するための小説思考」の感想。

著者の直木賞受賞作「地図と拳」を読んだときに、確かに面白いが、かなりとっちらかった小説だと思った。しかし、決して動かない箇所がいくつかあって、そこで作品全体をしっかりと支えているという印象を受けた。まるで、暴れ馬をうまく乗りこなしているかの...

小林哲夫著「予備校盛衰史」の感想。

文藝春秋に同級生交歓というコーナーがある。それなりの出世をとげた人たちが、かっての同級生と並んだ写真が掲載される。取り上げられるのは、ほとんどは名門校と言われるところばかり。しかし考えてみれば、最も世の中に人材を輩出した学校といえば、大手予...
外国語

澤井康佑著「英文法以前」の感想。

英語を習い始めたときに感じる違和感。多くの場合、日本語との差から生じているが、英語独特の規則によるものも多い。最初は屁理屈のようにも感じられ、英文を理解するのはパズルの解読のように感じてしまう。ところが、学習が進んでくると、それが当たり前の...
外国語

大山祐亮著「外国語を独学で極める技術」の感想。

前著に続く著者の外国語学習法。今回は主にモチベーションの維持について。外国語学習の方法についての本は数多いが、ほとんどが学習方法についてのものだ。どんな勉強をすれば上達するのかといった内容のもの。確かにそれぞれに工夫を凝らした方法が紹介され...

ダシール・ハメット「赤い収穫」の感想。

ダシール・ハメットによるハードボイルドの名作。探偵コンチネンタル・オプが登場する。時代は1920年代。コンティネンタル探偵社の支局員のコンチネンタル・オプが、依頼を受けて鉱山町に赴く。そこは顔役たちによって牛耳られて、悪がはびこる街になって...

高木彬光著「死を開く扉」の感想。

神津恭介が解決に挑む密室殺人事件。構成は割とシンプル。旧友を訪ねて若狭に足を運んだ松下が、資産家宅で起きた殺人事件の捜査に関与する。被害者は、四次元の世界を連想させるような扉を邸宅につくったミステリアスな性格の持ち主。東京からの神津恭介の指...
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